児童養護施設の子どもたちが語る「大きな家」とは[あいむ編]

内容:今年度八ヶ岳自然教室を卒業する子どもたちに質問してみた。
   君たちにとって、施設という「大きな家」は何だったのだろうか?
   一緒に暮らす子どもたちは何のだろうか?
   職員(指導員)という存在は何なのだろうか?
   今回、子どもたちに本音を聞いてみた。

参加:児童養護施設 あいむ
主催:戸沢財団
場所:八美里ファーム(はちみりふぁーむ)

八ヶ岳自然教室大きな家-あいむ
八ヶ岳自然教室大きな家-あいむ

第59回 八ヶ岳自然教室[児童養護施設 希望の家チームD]戸沢財団@八美里ファーム・20240817-18

日程:2024年8月17日〜18日
行事:丸太運び+薪づくり+川遊び
参加:児童養護施設 希望の家チームD
主催:戸沢財団
場所:八美里ファーム(はちみりふぁーむ)

第57回 八ヶ岳自然教室[児童養護施設 カルテット]戸沢財団@八美里ファーム・202406

 第57回八ヶ岳自然教室
日程:2024年6月15日〜16日
行事:道路の修繕+丸太運び+薪づくり+ニジマス釣り
参加:児童養護施設 カルテット
主催:戸沢財団
場所:八美里ファーム(はちみりふぁーむ)

今シーズン3回目の開催となった第57回八ヶ岳自然教室。児童養護施設 カルテットのメンバー、子ども2人と指導員を迎えての開催となりました。

まずは恒例の道路工事から。コンクリートをこねて作り、補修する部分に敷いていきます。

この作業がとっても大切。みんなが補修作業をしてくれているから、八美里ファームまで車が入ることができるんだ!

作業に没頭している子どもたち。つなぎ姿と相まってとってもかっこいい!

水と混ぜると粘り気が出てきて、コンクリートをこねるのも一苦労。腰を痛めないように気をつけて!

コンクリートを敷いていったら一晩かけて乾かします。乾くまでは踏まないように場所を覚えておこう!

午前の作業を終えた後はみんなでお昼ごはん。焚き火の上で焼きそばを作ります。

鉄板からこぼさないように炒めるのにはちょっとだけコツが必要。大きなしゃもじを使ってまんべんなく炒めていきます。

特製やきそばの完成!いただきまーす!!

自然の中で食べるごはんは格別!たくさん作ったやきそばも、あっという間になくなってしまいました。

お昼ごはんの後はふたたび作業へ。午後は切り分けた丸太を運んでいきます。

木の種類によって重さが変わります。今日みんなが運ぶシラカバの丸太は軽いからいっぱい運べそうだ!

長いものは薪として使える長さにノコギリで切っていきます。刃が引っかかって進まなかったり抜けてしまったり、コツを掴むまでが中々たいへん!

今日の作業はここまで!みんなお疲れさまー!

夜も焚き火を使ってごはんを作ります。今回のメニューはハッシュドビーフ!

寸胴鍋でじっくり煮込んでいきます。

取り分けたら完成!お昼に続き夕飯も焚き火を囲いながらいただきます。

たくさん作ったからいっぱい食べてね!

後片付けをしてふとんをの準備をしたら今日はおしまい。たくさん体を動かしたからよく寝れそう!

自然教室2日目。

朝ごはんを食べたら少しだけ道路補修の続き。終わったら八美里ファームの掃除をしよう!

水回りチームとワックスがけチームに分かれて隈なく掃除していきます。

来たときよりきれいにして帰ろう。

午後はリクエストがあったのでニジマス釣りへ。釣りは今日が初体験という子も!誰が一番に釣れるかな?

釣ったニジマスは、自分たちで内臓をとって塩をふりお持ち帰り。魚を自分たちでさばくのも良い経験だ!みんなへのお土産にしてね。

今回の自然教室はここまで!また八ヶ岳に遊びに来てね。次回もみんなの成長した姿を見られることをスタッフ一同楽しみにしています。2日間本当にお疲れさま!!

八ヶ岳自然教室では、八ヶ岳南嶺の豊かな自然を通し、子ども達と体験を共有するプログラムを春から秋にかけて定期的に開催しています。

今回紹介しきれなかった活動については、ぜひこちら↓をご覧ください!
【八ヶ岳南麓田舎暮らし】八ヶ岳自然教室@八美里ファーム

第56回 八ヶ岳自然教室[児童養護施設 あいむ]戸沢財団@八美里ファーム・202405

 第56回八ヶ岳自然教室
日程:2024年5月12日
行事:丸太運び+道路の修繕+土手整備
参加:児童養護施設 あいむ
主催:戸沢財団
場所:八美里ファーム(はちみりふぁーむ)

今シーズン2回目の開催となった第56回八ヶ岳自然教室。児童養護施設 あいむのメンバーを迎えての開催となりました。

今回のメンバーは力自慢とのことで到着早々丸太運びからスタート。一本ずつ根気よく運んでいきます。

丸太運びが終わったらそのままセメント作りへ。雨などで土が減ってしまった道路を補修するために使うセメント。粉状のものを水と混ぜ合わせながら作っていきます。

自然教室の参加経験がある子どもたちを中心に、どんどんセメントを混ぜていきます。

水の加減が難しく、少ないと粉っぽく、多いとさらさらになってしまいます。試行錯誤をしながら良い塩梅になるように調整していきます。

作ったセメントを流し込み、砂利を敷いて整えたら完成!みんなパワフルでチームワークもバッチリでした!

午前の作業の後はみんなでお昼ごはん。焚き火で豪快に焼きそばを作りました。

みんなで盛り付けたら完成!多めに用意していた焼きそばも一瞬で無くなってしまいました。気持ち良い食べっぷり!!

お昼ごはんの後は小休止を挟んで午後の作業へ。午前に続き切り分けた丸太をひとつひとつ運んでいきます。

倒れてしまった木や、間引いた木は切り分け乾燥させ、割って薪にします。冬の八ヶ岳は氷点下になる日も多く、薪は冬には欠かせません。

みんなとってもパワフルで、積んであった丸太もあっという間に無くなってしまいした!お疲れさま!!

後半は土手での作業。前回のグループが掘り起こしてくれた大岩を、なんとか転がして運び出そうという作戦。ところがこれがとんでもなく重い!!みんなで押しても中々動かず。。あれやこれやと試行錯誤し少しだけ動かすことができました。

みんなで大岩に挑みましたが時間が足りず今回はここまで。「次来るまでこの岩は取っておいてー!」とみんな頼もしいばかり。次回またリベンジしよう!

最後は焚き火を囲み、お団子を片手にみんなの夢について話しました。みんなの夢が叶うよう陰ながら応援しています。八美里ファームにもたまには遊びにきてね!

今回は日帰りでの開催となりましたが、最後まで無事八ヶ岳自然教室を終えることができました。また次回、ひとまわり成長したみんなに会えるのをスタッフ一同楽しみにしています。

八ヶ岳自然教室では、八ヶ岳南嶺の豊かな自然を通し、子ども達と体験を共有するプログラムを春から秋にかけて定期的に開催しています。

今回紹介しきれなかった活動については、ぜひ動画をご覧ください!

第55回 八ヶ岳自然教室[児童養護施設 希望の家]戸沢財団@八美里ファーム・202404

 第55回八ヶ岳自然教室
日程:2024年4月20〜21日
行事:道路の修繕+丸太運び+木を切り倒す+マス釣り
参加:児童養護施設 希望の家
主催:戸沢財団
場所:八美里ファーム(はちみりふぁーむ)

冬が明け、八美里ファームのある八ヶ岳南嶺にも春の陽気が感じられるようになった4月。今シーズン最初の開催となった第55回八ヶ岳自然教室には、児童養護施設 希望の家のメンバーが参加してくれました。

顔馴染みのメンバーということもあり、到着するなりすぐに作業の準備に。待ってましたと言わんばかりに慣れた手つきで取りかかる子どもたち。

最初は冬の間に荒れてしまった道路の修繕から。セメントをこねて修繕箇所に流し込んでいきます。

初めて参加する指導員には、顔馴染みの子どもたちがしっかりレクチャー。微笑ましくも頼もしい瞬間でした。

作業をしているうちに、子どもたちの興味は雪の重みで倒れてしまった木の方へ。せっかくだから取り除いちゃおう!

交代しながら順々に登っていき、ノコギリで少しずつ切り込みを広げていきます。

簡単なように見えて意外と大変なこの作業。切り込みに対して真っ直ぐ刃を入れないと引っかかってしまって進みません。数分で腕がパンパンに!

無事引っかかっていた倒木を切り倒し、午前中の作業を終えました。セメントチームと木こりチーム、それぞれ完璧な仕上がり!午前中はここまでにしてお昼にしよう!

焚き火をおこしてお昼ごはんの準備。 焼いたソーセージとベーコンを野菜と一緒にパンに挟んでいきます。

八美里ファーム特製サンドイッチの完成!!

みんな揃ったら、いただきまーす!!

お昼ごはんの後は小休止を挟み午後の作業へ。この3月の雪で倒れてしまった木を切って運んでいきます。

力を合わせてなんとか運び終えることができました!

その後も日が暮れるまで作業をし、夕飯に煮込んでおいたカレーを食べ、最後は温泉で疲れを癒して1日目を終えました。

みんな1日お疲れさま!!ゆっくり休んで明日に備えよう。

自然教室2日目。地元で採れた野菜や牛乳をいただき、朝ごはんを食べたら今日のプログラムへ。まずは昨日に続き道路の修繕と丸太運び。

後半は土が流れ出さないよう土手を掘り起こし、きれいに整えていきます。

掘り進めていくうちに大きな岩が!3人がかりでもびくともしません。今回は動かすことが出来なかったので、次のチームにバトンを託そう!

お昼は一晩ねかせたカレーを。たくさん食べてね!

釣りがしたい!とリクエストがあったので、午後は津金フィッシングランドへニジマス釣りに。

釣った魚はその場でさばいてお持ち帰り。明日はニジマス料理だ!子どもたちが器用にさばいている姿には驚かされました。

今回の八ヶ岳自然教室はここまで。2日間本当にお疲れさまでした!!またひとまわり成長したみんなの姿が見れるよう、次回も八美里ファームで待ってるね!

八ヶ岳自然教室では、八ヶ岳南嶺の豊かな自然を通し、子ども達と体験を共有するプログラムを春から秋にかけて定期的に開催しています。

今回紹介しきれなかった活動については、ぜひ動画をご覧ください!

[THE TOZAWAMASAMI FOUNDATION]児童養護施設の子どもたちの未来の扉を開けるために、八ヶ岳自然教室開催中。