2016年11月3日、山梨県立甲府支援学校「甲養館」で、プラネタリウム・ミュージカル「あなたへの贈り物」を主催しました。
人はみな、使命を持って生まれてくる。
一人ひとり目指すものは違うけれど、誰もが生きる価値のある大切な存在。
けれど私たちは、孤独のあまり、なかなか自分の価値に気が付かない。
でもね、君たちは一人じゃないよ。
すぐそばに、一緒に行きたいと願う人が必ずいるから。
そして、気がついて欲しい。
生命の素晴らしさに!
キミの素晴らしさに!
そのような想いをこめたプログラム、「あなたへの贈り物」。
このプログラムは、戸沢財団の想い、「子供たちのためにミュージカルを」という願いが、全国の難病の子供たちや被災地の子供たちへ生のパフォーマンスを届ける活動をしている『心魂プロジェクト』、出張プラネタリウムや「病院がプラネタリウム事業」を行い八ヶ岳で星空文化を発信している『星つむぎの村』とのコラボレーションにより作り上げられ、実現された作品となりました。
「チラシ表面」
今回の公演のチラシ裏面のデザインは、「児童養護施設あいむ」の伽藍ちゃんが担当。
メッセージが伝わる素敵なチラシが出来上がりました。
「チラシ裏面」
いよいよ初公演の幕開けです!
どうしても乗り越えられないものを心に抱える女の子。
その子が地球に向かって飛んでくる一筋の光に導かれ、宇宙旅行へ。
そこで出会う様々な者たち、そして成長していく姿が描かれます。
演技、音楽、プラネタリウム、ジャンルを超えたプロのアーティスト達のパフォーマンスにより、物語は進んでいきます。
物語の後半では、あいむの子どもたち9人が主人公と一緒に舞台で歌を歌う場面も。
子供たちの元気な歌声と素敵な光景!
そして、物語が終わった後は星空のプラネタリウム。
大きな拍手とともに初公演の幕を閉じました。
翌日の山梨日日新聞には、公演の記事が掲載されました。
「山梨日日新聞」
「キミは生きているだけで、価値のある大切な存在なんだ」
という戸沢財団の想いを、この日の公演を観に来てくださったお客様、子供たちにきっと伝えることができたはずです。
そして、今回の公演に携わってくださった方々皆のお力、あたたかい想いにより実現できましたこと、心より感謝いたします。
このプログラムは、これからも各地で開催される予定です。
公演を観に来てくださる皆様へ、素敵な贈り物ができることを楽しみにしています!