数々のヒット曲を手がけ、たくさんの賞を受賞した作詞家戸沢暢美が最後に夢見たもの、それが小説家です。
最後の最後まで推敲しながら、届かないものを追い続けた「夢見し」ものがこの短編集に描かれています。
そしてもうひとつ、戸沢暢美が追い求めたものは「恋」と「家族」です。
どちらもが彼女にとって永遠の「夢」でした。
最後に求めた夢も永遠に追い求めた夢も、どれもが指の間からすり抜けて行くようで、それもまた浮き世の儚(はかな)さと、彼女に教えられているようです。
ぜひ、お手にとってお読みいたたければと思います。
「あさき夢見し」 domain ip .
第一回目の「全国高校生MY PROJECT AWARD 2013」に審査員として参加してきました。高校生から大人まで、100名位の参加でした。
戸沢財団としては午前9時から、宿泊場所でのミーティング終了の午後9時までフル 参加です。
12組の発表コンペでしたが、どの発表も良く、甲乙付け難く、審査発表も予定時刻より大幅遅れでした。
一位をとった大槌町の高校生のプレゼンテーションの一部(32分?)です。
内容は、
震災の記憶を後世に残す手段として、4年に1回交換する「木碑」を地元の町内会の爺婆を巻き込み、設置した。
今回の「津波の到達境界点」に土台はコンクリート、その上に「木碑」。
大槌町では、今回の震災で1000人以上の町民が死亡。家屋全壊率も全市町村で最高だった。
32分は、地震発生から津波到までの時間。
「大地震が起きたら、この木碑より上に逃げろ!」との目印にもなる。
堤防を作るハードより、逃げろ!というソフト(意識)を後世に伝え続けたい。
良くまとまった構成です。
素晴らしい!
特別審査員の面々、
紅一点が、戸沢財団の原理事長。
プレゼンテーション能力は抜群で、アナウンサーかキャスターを目指し、石巻市で高校生Ustream映像配信を実施している高校生A君と戸沢財団の水野理事。(顔出しは、本人の了解を得ています。)
なお、戸沢財団は、副賞として「目的旅行」を提供しました。
町おこしとか防災見学とか目的を明確にした旅行(大人の議員旅行のようなもの。)です。
「目的地は、島根県壱岐郡天海町!
天海町は、人口2000人の離島で、
キャッチフレーズが、「ないものはない、でも天海町にしかないものがある」を旗頭にして、町おこしに成功している町です。
いまでは、Iターンで天海町に人が、わざわざ移住して来ています。
町おこしにかかわる成功例の町として大注目の場所です。」
カタリバさん、引率よろしく!
来年も戸沢財団は、目的旅行を提供しますよ。
(文責:水野理事平成25年12月15日)
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12月14日、理事長の原が審査員を努めます。詳細はこちらをご覧ください。
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戸沢財団は、大槌町で教育支援を行うNPO法人カタリバ(今村久美代表理事)に対して、学舎建設の費用援助をしましたが、平成25年10月に無事完成しました。
今日は、完成した学舎を理事3名にて訪問しました。
学舎訪問前に、大震災の津波で壊滅状態になった町の中心街を訪問しましたが、いまだ津波の凄さの姿を残しています。
しかし、復興計画に沿った工事も進行していますので、少しでも早い復興を祈るばかりです。
大槌臨学舎の出来上がり具合は、木造(ログハウス系)とプレハブ住宅のミックスされた建て方で、杉の香りも良く勉学には持って来いの環境です。
戸沢財団としては、ログハウスのログに、戸沢暢美が「財団の詩」として残した詩が刻印してあり、生徒達に夢や望みを問いかけているようです。
大槌臨学舎には、大槌町の中学生、高校生が約200人通っているそうです。
学生一人一人の進路がひらけることを祈っています。
また、最後にカタリバの今村代表とスタッフの方々と今後の支援の方法などについて打合せをして、大槌を後にしました。
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[THE TOZAWAMASAMI FOUNDATION]児童養護施設の子どもたちの未来の扉を開けるために、八ヶ岳自然教室開催中。