「戸沢暢美からのメッセージ」カテゴリーアーカイブ

未来の扉

「未来の扉」とは、生命の期限を切られた戸沢暢美が、まだ見ぬ子供たちに向けて書いたメッセージです。

作詞家として生きた戸沢暢美は、生涯子供を持つことはありませんでした。
遺された印税収入を、子供たちのために使うことで、母親が子を産むように、自らの生命を未来につなげたいと願ったのです。

これらの言葉は、彼女の死後、残されたノートの中から発見されました。
この「言葉」が子供たちの手に渡るとき、自分の生命はこの世には存在しない、という絶望的な恐怖。 にもかかわらず、紡ぎだされる言葉からは、「生きる喜び」、「未来への希望」があふれています。

どうぞ、戸沢暢美の最後のメッセージを、お受け取りください。


戸沢暢美の処女小説「あさき夢見し」が発売になりました

数々のヒット曲を手がけ、たくさんの賞を受賞した作詞家戸沢暢美が最後に夢見たもの、それが小説家です。

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最後の最後まで推敲しながら、届かないものを追い続けた「夢見し」ものがこの短編集に描かれています。
そしてもうひとつ、戸沢暢美が追い求めたものは「恋」と「家族」です。
どちらもが彼女にとって永遠の「夢」でした。

最後に求めた夢も永遠に追い求めた夢も、どれもが指の間からすり抜けて行くようで、それもまた浮き世の儚(はかな)さと、彼女に教えられているようです。

ぜひ、お手にとってお読みいたたければと思います。

「あさき夢見し」 domain ip .