2019年度2回目の第18回八ヶ岳自然教室は、昼間は春らしくなるも、夜は例年よりも寒さの残る、5月下旬の開催。今回は、児童養護施設カルテットの子どもたちを招待しました。1泊2日、まずまずのいい天気に恵まれました。
(八ヶ岳自然教室については、『八ヶ岳自然教室 (主催:戸沢財団)』をご覧ください。)
今回は別の施設の卒業生、クウチャンが手伝いに来てくれました。また、日程はあえてゴールデンウィーク明けにしました。昨年、来た時に、鳥の雛が見たい!と言ってくれた女の子のためです。そしたら、ちゃんとヤマガラのヒナが孵りました。女の子も大喜び!
鳥たちのさえずりが止まない山荘の玄関に、子ども5名おとな5名、総勢10名の靴が玄関にならびます。高校生の女の子がしっかり整頓してくれていました。
到着したら、早速、お昼の準備。お店では食べられない自分好みのピザを作ります!
必要な材料やお皿がいっぱい。皆で協力して運びます。
材料もきれいに並べて作ったのは、卵をのせたビスマルク、味噌と醤油でつくったソースでいただく、アスパラガスときのこの和風ピザ、そして王道のマルゲリータ!
ピザ釜の直火とスキレットで、ソーセージも焼きましたが、これは明日の朝食用。まだ前日のお昼ですが、それでも、スキレットを使うと美味しいのです。
お腹いっぱいになったら、午後は土木作業にチャレンジ!みんなで土の山を平らにします。
すごい! ありがとう!
夕食用に、買い忘れた食材を、希望者とお買い物に行く途中、ちょっと寄り道。
「自然の川に触れたの初めて!」とうれしそう。なんと、イノシシの親子も目撃しました!
暗くなってきたら、みんなの大好きな焚き火。
腹ごしらえにマシュマロを焼いて食べながら、夕食のオムライス作り!
卵はスキレットを使ってサクッと焼けます。 具材とごはんは大きな鉄板と大きなしゃもじを使って。 厚い鉄板で仕上げると本当に美味しくなります。
仕上げは、もちろんケチャップでお絵描き。忘れられないくらい美味しかったです。食後はみんなで温泉にも行きました。
翌日の朝食。昨日のお昼のピザ窯で準備しておいたパンとソーセージのロールパン。そしてヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトです。
2日目、午前中のイベントは、旗づくり。
思い思いの場所で、自由に、八ヶ岳自然教室の思い出を旗に描きます。
皆の作品を紹介します。
卒業生のクウチャンはモネ風。時間がかかりましたが、みんながお手伝いしてくれて、下の方だけになってしまったけれど協力して完成!
鳥の巣箱、BBQ場とピザ釜の風景
ヤマツツジの赤い花と、キツネが登場した作品も!実際にはキツネは出てこなかったかな。
指導員の方の2枚。車がはまりそうになった「道」、八美里ファームの森
イラストが上手なNさんには「八ヶ岳自然教室の看板」をお願いしました。素敵すぎる!
描きおわったらお昼ごはん。この日も皆で取り組みます。メニューはホットサンドとロールサンド。色んな具材を好きなようにトッピングします。
ホットサンドは直火。ロールパンはフライパンで焼きます。食パンの端の部分は、スキレットで焼き、シナモンとはちみつをたっぷり振りかけると立派なおやつに!
ランチの後は帰り支度です。役割分担して大掃除。みんな、がんばりました!
もう少し土木作業したい! というリクエストが子どもたちから出たので、帰る前にもうひと仕事お願いしました。本当にありがとう!
みんなの描いた旗は、山荘に大事に取り付けました。風に揺れてずっとたなびいています。
いつでも待っているから、何かあったら、必ず帰っておいでね。