平成26年3月30日に戸沢暢美の菩提寺である山梨県甲府市の清泉寺にて、生前ゆかりの方々の参列の元、花に囲まれた明るい三回忌を営みました。生前、戸沢暢美は美しい花が大好きでした。三回忌もたくさんの美しい花に囲まれて営まれ、甘い花の香りの下で、本人も大満足だったであろう法要でした。
希望の家へ「箱庭療法」「音楽療法」セット寄贈
平成26年3月に社会福祉法人共生会希望の家(児童養護施設)殿へ「箱庭療法」と「音楽療法」の楽器セットを寄贈しました。
児童養護施設へ入所する子供たちの一番の原因は、DVです。入所の子供たちの多くは、心に傷を持っているそうです。
今回は希望の家殿から通常購入し難い器具の購入リクエストに答えました。
「箱庭療法」とは最新の心理療法で、子供や思春期の青少年たちの言葉で表現しにくい体験を沢山の人形を使って客観的に説明することで心の傷を癒していく目的の心理療法器具です。
「音楽療法」とは、様々な楽器の音色を自ら体験することで、心ウキウキしたり、心の平静を保って、心の傷を癒します。
フットサルチーム「アステルしんち」へ遠征宿泊代の費用援助をしました。
フットサルチーム「アステルしんち」は、2012年8月、とにかく「子供たちに体を動かせる場所を提供しよう!!」という目的で、福島県新地町で結成されました。
結成当初は9名だった部員も、現在は40名を超す大所帯となられています。
「とにかく子供たちのために!」を最優先で今後も運営をされており、NPO法人スキップ殿からのご依頼により、長野県への招待遠征費用のうち不足分の子供たちの宿泊代を支援しました。
しかしながら、2月14日、15日、16日と史上まれにみる大雪で、
途中で遠征を断念して福島に戻られました。
皆が楽しみにしていた遠征を途中で断念して帰られた決断は、結果として素晴らしい選択だったと思います。そのまま長野に向かっていると碓氷峠で立往生されてしまったのではと思います。帰りも大雪の影響で、一泊されて帰られましたが、全員無事に帰還されたとのことです。
また、費用援助が必要な時は、申請ください。
がんばれ!少年少女たち!!
岩手県釜石市の「SC鵜住居(うのすまい)サッカースクール」にユニフォーム、テント、カラーコーンを寄贈しました。
今回は、「スポーツで子供の笑顔を増やそう」というNPO法人SKiP殿(新井茂理事長)からのご紹介により寄贈いたしました。
寄贈の備品はユニフォーム、テント、カラーコーンで、手配はSKiP殿が各メーカーに手配をして頂き、誠にありがとうございました。 続きを読む 岩手県釜石市の「SC鵜住居(うのすまい)サッカースクール」にユニフォーム、テント、カラーコーンを寄贈しました。
戸沢暢美の処女小説「あさき夢見し」が発売になりました
第一回目の「全国高校生MY PROJECT AWARD 2013」に審査員として参加
第一回目の「全国高校生MY PROJECT AWARD 2013」に審査員として参加してきました。高校生から大人まで、100名位の参加でした。
戸沢財団としては午前9時から、宿泊場所でのミーティング終了の午後9時までフル 参加です。
12組の発表コンペでしたが、どの発表も良く、甲乙付け難く、審査発表も予定時刻より大幅遅れでした。
一位をとった大槌町の高校生のプレゼンテーションの一部(32分?)です。
内容は、
震災の記憶を後世に残す手段として、4年に1回交換する「木碑」を地元の町内会の爺婆を巻き込み、設置した。
今回の「津波の到達境界点」に土台はコンクリート、その上に「木碑」。
大槌町では、今回の震災で1000人以上の町民が死亡。家屋全壊率も全市町村で最高だった。
32分は、地震発生から津波到までの時間。
「大地震が起きたら、この木碑より上に逃げろ!」との目印にもなる。
堤防を作るハードより、逃げろ!というソフト(意識)を後世に伝え続けたい。
良くまとまった構成です。
素晴らしい!
特別審査員の面々、
紅一点が、戸沢財団の原理事長。
プレゼンテーション能力は抜群で、アナウンサーかキャスターを目指し、石巻市で高校生Ustream映像配信を実施している高校生A君と戸沢財団の水野理事。(顔出しは、本人の了解を得ています。)
なお、戸沢財団は、副賞として「目的旅行」を提供しました。
町おこしとか防災見学とか目的を明確にした旅行(大人の議員旅行のようなもの。)です。
「目的地は、島根県壱岐郡天海町!
天海町は、人口2000人の離島で、
キャッチフレーズが、「ないものはない、でも天海町にしかないものがある」を旗頭にして、町おこしに成功している町です。
いまでは、Iターンで天海町に人が、わざわざ移住して来ています。
町おこしにかかわる成功例の町として大注目の場所です。」
カタリバさん、引率よろしく!
来年も戸沢財団は、目的旅行を提供しますよ。
(文責:水野理事平成25年12月15日)
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全国高校生MY PROJECT AWARD2013に参加します
12月14日、理事長の原が審査員を努めます。詳細はこちらをご覧ください。
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平成25年11月24日岩手県大槌町のコラボスクール「大槌臨学舎」訪問
戸沢財団は、大槌町で教育支援を行うNPO法人カタリバ(今村久美代表理事)に対して、学舎建設の費用援助をしましたが、平成25年10月に無事完成しました。
今日は、完成した学舎を理事3名にて訪問しました。
学舎訪問前に、大震災の津波で壊滅状態になった町の中心街を訪問しましたが、いまだ津波の凄さの姿を残しています。
しかし、復興計画に沿った工事も進行していますので、少しでも早い復興を祈るばかりです。
大槌臨学舎の出来上がり具合は、木造(ログハウス系)とプレハブ住宅のミックスされた建て方で、杉の香りも良く勉学には持って来いの環境です。
戸沢財団としては、ログハウスのログに、戸沢暢美が「財団の詩」として残した詩が刻印してあり、生徒達に夢や望みを問いかけているようです。
大槌臨学舎には、大槌町の中学生、高校生が約200人通っているそうです。
学生一人一人の進路がひらけることを祈っています。
また、最後にカタリバの今村代表とスタッフの方々と今後の支援の方法などについて打合せをして、大槌を後にしました。
寄付先のご紹介をしていきます。
NPO法人カタリバが運営している
コラボスクール「女川向学館」視察
2012年11月24日、NPO法人カタリバが運営しているコラボスクール「女川向学館」(宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字門前4)へ、理事3名にて視察に行ってきました。
女川(おながわ)町は、東日本大震災によって大きな被害を受けた町です。
町立第二小学校の児童の9割、第一小では4割が津波で自宅を消失したそうです。
カタリバが運営するコラボスクール「女川向学館」は、その女川第一小学校仮設住宅前校舎1階を借りて幅広い学習指導を行っています。
仮設住宅は寒さや利便性という観点、またプライバシーという観点からも、多感な子どもたち、青少年少女たちにとってつらいものであることは否めないと思います。
生徒たちが書いた地図。
その地図にある石巻〜女川を結ぶJR東日本石巻線は津波による被害により全線不通となっています。
現在2015年中の開通を目指して目下復旧工事中でした。
※ 開通時期はご確認ください。
女川町は、住居倒壊率は82.6%と被災地で最も高かったそうです。
訪問時(2012年11月24日)も未だ、津波によって倒壊した建物が点在していました。
カタールフレンド基金(日本財団)によって、2012年10月、「サンマ水揚げ日本一を奪回」という目標に基づき、多機能水産加工施設がオープンしました。
カタールの人たちの思いによって、速やかな復興への足がかりをつくることができた、とても賞賛すべき事例だと思います。
この街に、ひとつでも多くの子どもたちの笑顔が戻りますように。 domain list . Acetyicholin