サポーターズクラブ設立

一般財団法人戸沢暢美財団(以下、「戸沢財団」といいます)は、財団の理念に共感していただける方々を 「戸沢財団サポーター」と呼び、平成 26 年 7 月 1 日にサポーターズクラブを設立しました。
サポーターは原則個人での参加とし、無理のない範囲で寄付先をご推薦いただきます。

平成 26 年 7 月 2 日にはサポーターズクラブ設立会を開催し、理事長、理事 2 名の他、サポーター5 名の参加により顔合わせが行われました。

戸沢財団サポーターズクラブ

規約

一般財団法人戸沢暢美財団(以下、「戸沢財団」といいます)は、財団の理念に共感して協力いただける方々を「戸沢財団サポーター」と呼び、サポーターズクラブを設立します。

  1. 財団概要

    当法人は、子供たちの健全な育成や教育の確保及び福祉の増進のため、次のような支援活動をしている各種団体(公益法人、 NPO 法人、施設等)並びに個人に対して金銭や物品の寄付または援助を行う。

    1. (1) 当財団の支援先は以下のとおりである。なお、寄付、援助先の決定、寄付、援助額の決定については、当財団が別途定める取扱い規程に則り、理事会の決議を経たうえで決定するものとする。
      1. ① 災害などで、親を亡くした子供に対する支援
      2. ② 災害以外の理由で、親を亡くした子供に対する支援
      3. ③ 親に捨てられまたは DV のため、親と一緒に暮らせない子供に対する支援
      4. ④ 貧困のため、十分な教育を受けられない子供に対する支援
      5. ⑤ 災害などで心に傷を負い、人生に希望を持てない子供に対する支援
      6. ⑥ 災害以外の理由で、心に傷を負い、人生に希望を持てない子供に対する支援
      7. ⑦ 上記①~⑥以外で、特別な体験を通じて子供の成長を促すような活動に対する支援
    2. (2)前号に附帯関連し、当法人の目的を達成するために必要な事業

      財団の事業は、各種団体(公益法人、NPO 法人、施設など)並びに個人に対する金銭や物品の寄付または援助です。寄付または援助の額については、団体に対しては 500 万円以内、個人に対しては 100 万円以内を限度とします。

      組織: 理事長1名 理事2名(内1名が事務局長兼任)
      所在: 東京都大田区南蒲田 2-16-2 テクノポート三井生命ビル9F 原会計内
      電話: 03-6424-7309

  2. サポーターズクラブ

    参加資格:財団の理念に共感して事業に協力いただける方で、事務局が認めた方
    事務局は、サポーターに「サポーターズクラブ会員証」と「ユニフォーム」を授与します。
    参加期間:2014 年 7 月 1 日から 1 年間とし、以後自動更新とします。
    個人登録:登録は、個人のみとし、必要事項を財団事務局に登録します。
    組織:戸沢財団の事務局が統括運営します。
    報酬:心の満足感

  3. サポーター業務

    「寄付または援助先」の推薦:
     推薦方法は、寄付先の推薦理由を付けてメールまたは書面にて事務局に提出してください。事務局より寄付先の詳細調査を依頼されたときは、協力してください。

    「レポート作成」:
     寄付決定の場合は、可能な範囲で実施内容や写真を含めて報告していただきます。また、財団の HP にアップできるレポ ートを作成してメールにて事務局まで送っていただきます。

    「寄付先のフォロー」:
     寄付先は、社会貢献をされている団体や将来に夢を持った個人です。サポーターは、可能な範囲で寄付対象先をフォローしてください。また、寄付先の事業に参加や協力することに関しても事務局と相談して決めることができます。

    「業務遂行費用」:
     上記サポーター業務に関しては、日当は出ませんが交通費等は実費を支給します。手続きは、一連の業務終了後に、事務局に書面にて請求ください。

    「サポーターの推薦」:
     戸沢財団の理念に共感して協力いただける方々と出会われましたら推薦ください。

  4. サポーター庶務

    サポーターズクラブの総会および新年会を7月と1月に実施します。

  5. 退会

    サポーターは「サポーターズクラブ会員証」を返却することにより、いつでもクラブを退会できます。

平成 26 年7月1日

東北高校生未来会議に費用支援

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4月4日(金)に参議院議員会館で開催された高校生100人による東北の復興マニュフェストを、国会議員やマスコミに向けて提言するディスカッションイベントが行われました。東北3県からは、宮城県26名、岩手県9名、福島県5名の高校生が参加しました。

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【議題(有識者)一覧】

  • 1. 東日本大震災から考える災害対策 3. 原発とエネルギー 4. 被災地の環境保全(安倍昭恵) 5. 被災した児童への教育支援 6. 被災した労働者の職業問題 7. 被災地の人口減少問題 8. 災害報道のあり方 9. 被災地の活性化 10. 被災した児童への教育支援

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この他にも、東北には自らが置かれた環境や課題に真摯に向き合い、社会を明るい方向に変えていこうとする高校生がたくさんいます。このように熱い想いを持つ東北の高校生と全国の高校生が話し合うことで被災地の現状について意識を共有し、「東北が復興するために何をできるか」と考えることで復興に自分事として参加していく第一歩となったそうです。

戸沢暢美三回忌実施

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平成26年3月30日に戸沢暢美の菩提寺である山梨県甲府市の清泉寺にて、生前ゆかりの方々の参列の元、花に囲まれた明るい三回忌を営みました。生前、戸沢暢美は美しい花が大好きでした。三回忌もたくさんの美しい花に囲まれて営まれ、甘い花の香りの下で、本人も大満足だったであろう法要でした。

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菩提寺は、曹洞宗の寺院です。

希望の家へ「箱庭療法」「音楽療法」セット寄贈

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平成26年3月に社会福祉法人共生会希望の家(児童養護施設)殿へ「箱庭療法」と「音楽療法」の楽器セットを寄贈しました。

児童養護施設へ入所する子供たちの一番の原因は、DVです。入所の子供たちの多くは、心に傷を持っているそうです。

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今回は希望の家殿から通常購入し難い器具の購入リクエストに答えました。

「箱庭療法」とは最新の心理療法で、子供や思春期の青少年たちの言葉で表現しにくい体験を沢山の人形を使って客観的に説明することで心の傷を癒していく目的の心理療法器具です。

「音楽療法」とは、様々な楽器の音色を自ら体験することで、心ウキウキしたり、心の平静を保って、心の傷を癒します。

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寄贈の後に、先方の心理療法士の方から子供たちの心の安定に器具が役に立っていますと報告を頂きました。

フットサルチーム「アステルしんち」へ遠征宿泊代の費用援助をしました。

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フットサルチーム「アステルしんち」は、2012年8月、とにかく「子供たちに体を動かせる場所を提供しよう!!」という目的で、福島県新地町で結成されました。
結成当初は9名だった部員も、現在は40名を超す大所帯となられています。
「とにかく子供たちのために!」を最優先で今後も運営をされており、NPO法人スキップ殿からのご依頼により、長野県への招待遠征費用のうち不足分の子供たちの宿泊代を支援しました。image003

しかしながら、2月14日、15日、16日と史上まれにみる大雪で、

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途中で遠征を断念して福島に戻られました。
皆が楽しみにしていた遠征を途中で断念して帰られた決断は、結果として素晴らしい選択だったと思います。そのまま長野に向かっていると碓氷峠で立往生されてしまったのではと思います。帰りも大雪の影響で、一泊されて帰られましたが、全員無事に帰還されたとのことです。
また、費用援助が必要な時は、申請ください。
がんばれ!少年少女たち!! image007

岩手県釜石市の「SC鵜住居(うのすまい)サッカースクール」にユニフォーム、テント、カラーコーンを寄贈しました。

 

photo1今回は、「スポーツで子供の笑顔を増やそう」というNPO法人KiP殿(新井茂理事長)からのご紹介により寄贈いたしました。
寄贈の備品はユニフォーム、テント、カラーコーンで、手配は
SKiP
殿が各メーカーに手配をして頂き、誠にありがとうございました。 続きを読む 岩手県釜石市の「SC鵜住居(うのすまい)サッカースクール」にユニフォーム、テント、カラーコーンを寄贈しました。

戸沢暢美の処女小説「あさき夢見し」が発売になりました

数々のヒット曲を手がけ、たくさんの賞を受賞した作詞家戸沢暢美が最後に夢見たもの、それが小説家です。

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最後の最後まで推敲しながら、届かないものを追い続けた「夢見し」ものがこの短編集に描かれています。
そしてもうひとつ、戸沢暢美が追い求めたものは「恋」と「家族」です。
どちらもが彼女にとって永遠の「夢」でした。

最後に求めた夢も永遠に追い求めた夢も、どれもが指の間からすり抜けて行くようで、それもまた浮き世の儚(はかな)さと、彼女に教えられているようです。

ぜひ、お手にとってお読みいたたければと思います。

「あさき夢見し」 domain ip .

第一回目の「全国高校生MY PROJECT AWARD 2013」に審査員として参加

第一回目の「全国高校生MY PROJECT AWARD 2013」に審査員として参加してきました。高校生から大人まで、100名位の参加でした。
戸沢財団としては午前9時から、宿泊場所でのミーティング終了の午後9時までフル 参加です。

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12組の発表コンペでしたが、どの発表も良く、甲乙付け難く、審査発表も予定時刻より大幅遅れでした。

一位をとった大槌町の高校生のプレゼンテーションの一部(32分?)です。
内容は、
震災の記憶を後世に残す手段として、4年に1回交換する「木碑」を地元の町内会の爺婆を巻き込み、設置した。
今回の「津波の到達境界点」に土台はコンクリート、その上に「木碑」。
大槌町では、今回の震災で1000人以上の町民が死亡。家屋全壊率も全市町村で最高だった。
32分は、地震発生から津波到までの時間。
「大地震が起きたら、この木碑より上に逃げろ!」との目印にもなる。
堤防を作るハードより、逃げろ!というソフト(意識)を後世に伝え続けたい。

良くまとまった構成です。
素晴らしい!

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特別審査員の面々、
紅一点が、戸沢財団の原理事長。

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プレゼンテーション能力は抜群で、アナウンサーかキャスターを目指し、石巻市で高校生Ustream映像配信を実施している高校生A君と戸沢財団の水野理事。(顔出しは、本人の了解を得ています。)

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なお、戸沢財団は、副賞として「目的旅行」を提供しました。
町おこしとか防災見学とか目的を明確にした旅行(大人の議員旅行のようなもの。)です。
「目的地は、島根県壱岐郡天海町!
天海町は、人口2000人の離島で、
キャッチフレーズが、「ないものはない、でも天海町にしかないものがある」を旗頭にして、町おこしに成功している町です。
いまでは、Iターンで天海町に人が、わざわざ移住して来ています。
町おこしにかかわる成功例の町として大注目の場所です。」
カタリバさん、引率よろしく!
来年も戸沢財団は、目的旅行を提供しますよ。

(文責:水野理事平成25年12月15日)

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平成25年11月24日岩手県大槌町のコラボスクール「大槌臨学舎」訪問

戸沢財団は、大槌町で教育支援を行うNPO法人カタリバ(今村久美代表理事)に対して、学舎建設の費用援助をしましたが、平成25年10月に無事完成しました。

今日は、完成した学舎を理事3名にて訪問しました。

学舎訪問前に、大震災の津波で壊滅状態になった町の中心街を訪問しましたが、いまだ津波の凄さの姿を残しています。
しかし、復興計画に沿った工事も進行していますので、少しでも早い復興を祈るばかりです。

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大槌臨学舎の出来上がり具合は、木造(ログハウス系)とプレハブ住宅のミックスされた建て方で、杉の香りも良く勉学には持って来いの環境です。
戸沢財団としては、ログハウスのログに、戸沢暢美が「財団の詩」として残した詩が刻印してあり、生徒達に夢や望みを問いかけているようです。

大槌臨学舎には、大槌町の中学生、高校生が約200人通っているそうです。
学生一人一人の進路がひらけることを祈っています。

また、最後にカタリバの今村代表とスタッフの方々と今後の支援の方法などについて打合せをして、大槌を後にしました。

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[THE TOZAWAMASAMI FOUNDATION]児童養護施設の子どもたちの未来の扉を開けるために、八ヶ岳自然教室開催中。