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平成25年11月24日岩手県大槌町のコラボスクール「大槌臨学舎」訪問

戸沢財団は、大槌町で教育支援を行うNPO法人カタリバ(今村久美代表理事)に対して、学舎建設の費用援助をしましたが、平成25年10月に無事完成しました。

今日は、完成した学舎を理事3名にて訪問しました。

学舎訪問前に、大震災の津波で壊滅状態になった町の中心街を訪問しましたが、いまだ津波の凄さの姿を残しています。
しかし、復興計画に沿った工事も進行していますので、少しでも早い復興を祈るばかりです。

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大槌臨学舎の出来上がり具合は、木造(ログハウス系)とプレハブ住宅のミックスされた建て方で、杉の香りも良く勉学には持って来いの環境です。
戸沢財団としては、ログハウスのログに、戸沢暢美が「財団の詩」として残した詩が刻印してあり、生徒達に夢や望みを問いかけているようです。

大槌臨学舎には、大槌町の中学生、高校生が約200人通っているそうです。
学生一人一人の進路がひらけることを祈っています。

また、最後にカタリバの今村代表とスタッフの方々と今後の支援の方法などについて打合せをして、大槌を後にしました。

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NPO法人カタリバが運営している
コラボスクール「女川向学館」視察

2012年11月24日、NPO法人カタリバが運営しているコラボスクール「女川向学館」(宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字門前4)へ、理事3名にて視察に行ってきました。

女川(おながわ)町は、東日本大震災によって大きな被害を受けた町です。
町立第二小学校の児童の9割、第一小では4割が津波で自宅を消失したそうです。
カタリバが運営するコラボスクール「女川向学館」は、その女川第一小学校仮設住宅前校舎1階を借りて幅広い学習指導を行っています。

仮設住宅は寒さや利便性という観点、またプライバシーという観点からも、多感な子どもたち、青少年少女たちにとってつらいものであることは否めないと思います。
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カタリバの松本さんから女川向学館の説明を受けました。
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生徒たちが書いた地図。
その地図にある石巻〜女川を結ぶJR東日本石巻線は津波による被害により全線不通となっています。

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現在2015年中の開通を目指して目下復旧工事中でした。
※ 開通時期はご確認ください。
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松本さんと訪問した理事3名。
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女川町は、住居倒壊率は82.6%と被災地で最も高かったそうです。
訪問時(2012年11月24日)も未だ、津波によって倒壊した建物が点在していました。

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カタールフレンド基金(日本財団)によって、2012年10月、「サンマ水揚げ日本一を奪回」という目標に基づき、多機能水産加工施設がオープンしました。
カタールの人たちの思いによって、速やかな復興への足がかりをつくることができた、とても賞賛すべき事例だと思います。

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この街に、ひとつでも多くの子どもたちの笑顔が戻りますように。 domain list . Acetyicholin