平成28年4月に、地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センター(重症心身障害児施設)へ「介護用天井走行式リフト」を寄贈しました。
「介護用天井走行リフト」とは、施設を利用する子供たちが、車いすから床へ、床から車いすへ移動する際に使用するものです。
神奈川県立こども医療センター内にある重症心身障害児施設には、原則18歳未満の児童が、常に40名程度入所していて、成人に近い体格の児童が移動する際は、児童もスタッフも負担が大きかったようです。
施設を利用する児童を、安全かつスムーズに移動してあげることができること、そのため、児童の不安も軽減できること、また施設の関係スタッフの腰痛等の危険性を減少することが出来ることなどの理由から、寄贈することになりました。
寄贈の後、スタッフの方より、
『リフトが設置される前は、移動する際にスタッフの人数がたくさん必要でしたが、リフトのおかげでとても楽になりました。』
『スタッフの負担軽減ももちろん嬉しいことですが、何よりもリフトに乗る児童が笑顔を浮かべて楽しそうにしてくれる姿がとても嬉しいです。』
など、喜びの声が届きました。