ミャンマー視察旅行

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2017年1月上旬、当財団はミャンマーにある3つの施設を訪問しました。

1月5日に訪問したのはヤンゴンにある聾学校Mary Chapman。こちらのサッカーチームは、2016年12月に行われたアセアン初のデフサッカー大会「1st ASEAN Deaf Football Championship」にミャンマー代表として出場しました。当財団はその際、Mary Chapmanとアカデミーパートナーを結びサッカーに関してサポートをしているアルビレックス新潟ミャンマー様よりお話を頂き、大会参加費用の一部を支援しました。

昨年のその支援への感謝の気持ちを込めて、今回の訪問では子どもたちがダンスを披露してくれました。
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当財団からは今回サッカーボール等をプレゼントしました。子供達一人ひとりと握手、みんな澄んだ瞳でにっこり笑ってくれます。サッカーを練習の様子も見学しました。
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1月7日に訪問したのは「ドリームトレイン」という、日本人の小児科の先生が運営している児童養護施設です。
ミャンマーではエイズによって親を亡くした孤児が急増しており、貧困や差別にさらされた子供たちは人身売買のターゲットになり自らもエイズ感染の危機に陥るという悪循環が起こっています。こちらの施設でもエイズにより親を亡くした子供たちが、共同生活をしながら自立を目指しています。
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ドリームトレインには昨年も訪問し、その際にはグローブやボールをプレゼント。今回はそれを使って、子供達にソフトボールを教えました。
※昨年のミャンマー視察についての記事はこちら

まずはキャッチボールと守備の練習で肩慣らし。
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ルールもおしえて最後には試合形式で実践!
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真剣なまなざしでボールを狙います。
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昨年より一回りも、二回りも成長した姿を見せてくれた子供たちに元気をたくさんもらいました。
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帰国後、施設の方からプレゼントしたカレールーで作ったカレーを食べている様子の写真が送られてきました。ミャンマーの子供達の大好物で、喜んで食べてくれたそうです。
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1月8日、この日は「Agape Child Development Center」を初めて訪ねました。ヤンゴン中心から北に1.5時間程のラグーにある養育施設で、アルビレックス新潟ミャンマー様もサッカークリニックを行っているそうです。
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民間の施設で資金繰りも厳しく、お肉が食べられるのは週に一度だけとのこと。それでも子供たちは元気いっぱい!当財団から今回プレゼントしたサッカーボールで楽しく遊んでくれました。
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消しゴムや鉛筆など日本の文房具のプレゼントも大変喜んでもらえました。
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今回のミャンマー視察で逆境にめげず懸命に生きる子供達のたくさんからたくさんの笑顔というプレゼントをもらいました。財団では今後も一つでも子供たちの笑顔が増えるよう活動を続けていく予定です。
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