「MSR スマイルプロジェクト 夏休み企画」への支援

2011 年に起こった東日本大震災の後、主婦でも無理なくできるボランティアをやっていこうと、代表の野崎さん が立ち上げた MSR スマイルプロジェクト。活動開始より、東北の方々と一緒に笑顔になるプロジェクトを目指し て活動をしていくことをコンセプトにして、活動を続けていらっしゃいます。

今回は「夏休み企画」として、東北の小学生に、気仙沼にあるフェニックスバッティングセンターを無料で利用 してもらうという企画を支援いたしました。

バッティングセンターのある気仙沼地域は、震災以来未だに遊び場の環境が悪い状況が続いています。
学校の校庭には仮設住宅が建てられており、思い切り走り回ることもできず、不自由な生活を強いられているそうです。
その中でバッティングセンターは、遊び場のない子どもたちにとって、もちろん地域の野球チームにとっても、 とても貴重な場所となっています。
長い夏休み。東北の子ども達に少しでも体を動かす機会を提供し、楽しんでもらおうという企画ということから、今回この企画に対し支援することを決定いたしました。

夏休みが開始し、MSR スマイルプロジェクトから東北の小学生に約 3500 枚のチケットが配布されました。そして、バッティングセンターの無料チケットを受け取った子供達 600 名以上が夏休みの間この企画に参加し、気持ちの良い汗を流しました。
チケットの裏はメッセージが書き込めるようになっており、子供達から戸沢財団へたくさんのメッセージをいた だきました。元気なメッセージをありがとうございます!

msr02 msr03 msr04

震災から 4 年以上たつ現在でも仮設住宅が並び、子供達が不自由な生活を強いられているという現実は、本当に残念なことです。
一刻も早く復興が進み、東北の子供達が元気に走り回る姿が見られるようになることを、心より願っております。 .