2019年度１回目の八ヶ岳自然教室は、「寒の戻り＝春の訪れ」となる４月下旬の開催。今回は、希望の家の子どもたちを招待しました。
（八ヶ岳自然教室については、『八ヶ岳自然教室　（主催：戸沢財団）』をご覧ください。）

まだまだ寒さが残る森の中ですごした2日間は、両日いい天気に恵まれました。

ランチの前に細かい薪をつくります。前日までの雨の影響もあるので、今回つくった薪は次回にここへ来る他の人たちが使う分です。それでもみんな一生懸命つくってくれます。

今回の焚火やピザ窯に必要な薪は、昨年、別のお友だちがつくっておいてくれた乾いたものを使います。初日のランチは焚き火でパスタ。子どもたちは焚き火を囲んでワイワイガヤガヤ。
  

午後は、薪割りです。中々ない体験だからか、薪割りは本当に大人気です。
女の子のほうが力強かったりします。

ピザ釜に火をおこします。焚き火の火は本当にあたたかいです。

ピザ釜の温度が上がってきたら、みんなで自由にピザをつくります。
マルゲリータ、きのこ＆なす、ツナ＆コーンのピザができるよう一応の材料は用意しますが、
子どもたちはオリジナルトッピングに夢中になります。
ピザを焼くのも簡単で楽しい！みんな夢中で取り組んでくれます。
  

ピザ生地もタイプの違う２種類を用意して食べ比べ。
初日の夜ご飯はこのピザと、地産地消のスープでした。
  

子どもたちが寝静まった頃、指導員は総出で明日の準備に取り掛かります。みんな手際がいい！

２日目の朝です。
朝ごはんの準備をしている間を惜しんで、みんな薪割りに精を出してくれました。

イラストを描くのが大好きなKくん。
薪割りをしている友達を描いて楽しんでいました。
  

朝食はサラダと温かいスープ、手作りのヨーグルト。みんなで、外で食べます。

午前中のイベントは、旗づくり！八ヶ岳自然教室の思い出を、旗に描きます。
ここは、木立の間から「北岳」も見える山荘です。
みんな思い思いの場所で、創作の時間を楽しみました。
     

こちらがみんなの作品です。本当に力作ぞろいで、拍手をしたくなりました。
         

風に揺れる姿は壮観です。
来年も再来年もたくさん思い出を増やしていってね。

余った絵の具で指導員さんが色を付けてくれた、カラマツの枝。お見事でした。

イラストを描くのが得意なKくんとSさんが「八ヶ岳自然教室」の看板を描いてくれました。
  

そのあとは、河原まで探検！少し足を動かしてから、みんなでお昼ごはんです。

焚き火で焼いたホットサンドの味は格別。塩パンにも、たっぷり野菜やチーズを挟んで焼きます。
  

メインができるまでは、パンの耳をシナモンとメープルシロップで絡めて、焚き火で炙った一品で小腹を満たします。指導員のOさんが、アウトドアでコーヒーを楽しむ道具を持参してくれていたおかげで、温かいコーヒーも一緒に楽しめました。
  

お腹がいっぱいになったところで、お掃除タイム。
『来た時よりきれいに。』山や海、川で遊ぶ時の基本です。
ここ八美里ファームでも同じだよと伝えて、みんなでキレイにします。

帰り際、山登りに行きたいというリクエストも多くありました。
来年はちょっと山登りに行こうか。
来年、また会えるのを楽しみにしています！！