2017年11月心魂プロジェクトの活動(台湾)への支援

戸沢財団が活動費用の一部(移動費や衣装代等)を支援している心魂プロジェクト。
台湾の子供たちへミュージカルを届けに行く活動も続けていらっしゃいます。
(心魂プロジェクトについては、https://www.cocorodama.com/をご覧ください。)

今回の台湾ツアーはこれで4回目。今後も継続的に続けていけるよう来年の5回目までをひとつの山と考えて、現地の方々と綿密な準備をされた上での公演となりました。

戸沢財団の活動に込める想いは、
『子どもたちへ、笑顔になれる時間や貴重な体験、未来への希望を届けてあげたい』
ということが、常にあります。

心魂プロジェクトの『台湾のこども病院に、病院での公演(楽しいイベント)を根付かせたい』
という願いは、戸沢財団の想いと重なる部分があり、今回も支援へと繋がりました。

 
2017年は、11月に行われた馬偕記念病院(MACKEY MEMORIAL HOSPITAL)に入院する病児への活動について支援をしました。

【1】 11/16台北本院 小児病棟12F・13、小児がん病棟での公演

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本院の小児病棟での公演は、4度目です。広場がないため病棟に1本だけある廊下での公演となりました。普段は医療器具置き場となっているワゴンにドラムと電子ピアノを置かせてもらい、細くて狭い廊下を行ったり来たりしながら、出来る限り一人一人のもとへ寄り添いながらパフォーマンスが行われました。

今回は、これまでの実績を認めてもらい、初めて小児がん病棟での公演も実現しました。
小児がんの治療中の子ども達は菌に弱いため、手を握ることはできません。しかし、どの階でも体調の良い子どもは廊下に出てきてくれ、ベッドから動けない子どもは、親御さんが病室の扉を開けてベッドの中から心魂のメンバーが奏でる歌を聞き入っていました。

動ける子供たちも、ほぼ全員が点滴をしています。そんな辛い治療をする病院の中でも、「楽しい!」「ワクワクする!」と感じてもらえたら。そして、子ども達の生きる力となれたら。
心魂プロジェクトの活動を応援しながら、いつもそう感じています。

【2】 11/17新竹分院  小児病棟、ロビーでの公演

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新竹の馬偕紀念醫院は台湾ツアー1年目から3回連続で訪問させていただいており、台北から新幹線で40分ほど行ったところにあります。
今年は病棟だけでなく、初めてロビーでもパフォーマンスさせていただきました。
ステージの背中側にはおICUなどの病棟があるため、出入りする人とぶつかることのないよう、細心の注意を払いながらのパフォーマンスとなりました。

台湾の入院事情は日本と違い、終日保護者が付き添わなければなりません。ご家族の不安はもちろんのこと、その不安な様子を日々子ども達も感じ取っていることと思います。
そんな不安を一時忘れ、家族で一緒に心から笑い過ごした時間が、これからの日常に少しでも明るさを持たせてくれますように。そんな想いを込めてパワフルなパフォーマンスが行われました。

台湾のこども達は、日本以上にシャイな子が多いのですが、病棟にいた女の子が病棟公演の後ロビー公演にも来てくれて、一緒に踊ったりという嬉しい出会いもありました。
キャラクターたちの登場に思わず声をだしてみたり、一緒にワクワクドキドキしたり、つらい日常をふと忘れ、本来の子どもらしい時間を過ごしてもらえたのではないかと思います。

【3】11/20台東分院 小児病棟、ロビー、老人ホームでの公演

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台北から飛行機に乗って台東へ。最終日は馬偕記念病院の台東分院でのパフォーマンスとなりました。
台東は原住民の方が多く、肌の色も中心となる言語も台北とは少し違います。音楽が好きな方も多いようでした。

小児病棟では、廊下のT字路になっている部分に椅子を集めていただいての公演です。少しだけ劇場のような空間になりました。
いつも過ごしている静かな病棟が突然にぎやかになり、言葉の分からない外人が歌ったり踊ったりしている様子にびっくりしている子ども達。
ロビーでのパフォーマンスは出来る限り集まってくれた一人一人の元へ行き、話しかけ、手を振り、ハイタッチをして交流をしました。病棟に比べると広い場所でのパフォーマンスでしたが一人一人との交流が出来たような、アットホームな公演となりました。

 

心魂プロジェクトの海外公演では、いつも思うことがあります。

『歌やダンスは、魔法のような力がある。』

国・言葉は関係なく、気づけば一緒に楽しんでいて距離が近づいていたり。
一方で、国による違った感じ方、楽しみ方など、常に新しい発見があったり。
普段の自分では考えられないような、気持ちの高まりや感情の移り変わりを感じたり。

この心魂プロジェクトのパフォーマンスの『魔法の力』を、たくさんの子どもたちにも感じてもらい、彼らのパワーにしてもらえたらと思っています。

 
“世界中の子供たちに少しでも多くの笑顔が生まれ、心が解放される時間が届きますように”
そう心から願い、これからも戸沢財団は心魂プロジェクトの活動を支援していきたいと思います。