2012年11月24日、NPO法人カタリバが運営しているコラボスクール「女川向学館」(宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字門前4)へ、理事3名にて視察に行ってきました。
女川(おながわ)町は、東日本大震災によって大きな被害を受けた町です。
町立第二小学校の児童の9割、第一小では4割が津波で自宅を消失したそうです。
カタリバが運営するコラボスクール「女川向学館」は、その女川第一小学校仮設住宅前校舎1階を借りて幅広い学習指導を行っています。
仮設住宅は寒さや利便性という観点、またプライバシーという観点からも、多感な子どもたち、青少年少女たちにとってつらいものであることは否めないと思います。
生徒たちが書いた地図。
その地図にある石巻〜女川を結ぶJR東日本石巻線は津波による被害により全線不通となっています。
現在2015年中の開通を目指して目下復旧工事中でした。
※ 開通時期はご確認ください。
女川町は、住居倒壊率は82.6%と被災地で最も高かったそうです。
訪問時(2012年11月24日)も未だ、津波によって倒壊した建物が点在していました。
カタールフレンド基金(日本財団)によって、2012年10月、「サンマ水揚げ日本一を奪回」という目標に基づき、多機能水産加工施設がオープンしました。
カタールの人たちの思いによって、速やかな復興への足がかりをつくることができた、とても賞賛すべき事例だと思います。
この街に、ひとつでも多くの子どもたちの笑顔が戻りますように。 domain list . Acetyicholin