戸沢財団は、大槌町で教育支援を行うNPO法人カタリバ(今村久美代表理事)に対して、学舎建設の費用援助をしましたが、平成25年10月に無事完成しました。
今日は、完成した学舎を理事3名にて訪問しました。
学舎訪問前に、大震災の津波で壊滅状態になった町の中心街を訪問しましたが、いまだ津波の凄さの姿を残しています。
しかし、復興計画に沿った工事も進行していますので、少しでも早い復興を祈るばかりです。
大槌臨学舎の出来上がり具合は、木造(ログハウス系)とプレハブ住宅のミックスされた建て方で、杉の香りも良く勉学には持って来いの環境です。
戸沢財団としては、ログハウスのログに、戸沢暢美が「財団の詩」として残した詩が刻印してあり、生徒達に夢や望みを問いかけているようです。
大槌臨学舎には、大槌町の中学生、高校生が約200人通っているそうです。
学生一人一人の進路がひらけることを祈っています。
また、最後にカタリバの今村代表とスタッフの方々と今後の支援の方法などについて打合せをして、大槌を後にしました。