月別アーカイブ: 2018年6月

「未来の扉 ~Song & Dance Show~」ミャンマーツアー2018

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今年も5月上旬に、当財団は9泊10日にわたりミャンマーを訪問しました。
心に傷を持っているこどもたちや病気や障害のあるこどもたちにも夢を見てもらいたい、未来の扉をあける小さなきっかけになってくれたらと願い「未来の扉 ~Song & Dance Show~」公演を主催しました。

戸沢暢美がまだ見ぬ子ども達に遺したメッセージ「未来の扉」が2018年公演のメインテーマとなっていました。戸沢暢美の想いをのせ、海を越えてミャンマーの子ども達にも届けてまいりました。

同行いただいたのは元劇団四季のミュージカル俳優たちを中心としたNPO法人心魂プロジェクト。
難病のため病院で暮らす子供たち、学校にも行けない、ましてやミュージカルなど
観たこともない子供たちに、生のパフォーマンスを届けようと日本全国をまわる彼らを、
2015年頃から当財団も支援させていただいています。

プロの歌と踊りとミュージカルをミャンマーの子どもたちにも楽しんでもらいたい!
その想いから、パフォーマーの皆さん6名と一緒に6つの施設をまわり、計10回公演いたしました。
※心魂プロジェクトに関する記事はこちら
※NPO法人心魂プロジェクト https://www.cocorodama.com/

【ツアー名】 「未来の扉 ~Song&Dance Show~」ミャンマーツアー
【開催場所】 ミャンマー、ヤンゴン市内各施設 ※5/7のみ市外、車で片道1.5~2.5h
【公演日時】
4月29日  児童養育施設ドリームトレイン  13:00開場 開演13:30
4月30日  国立ヤンゴン子ども病院     2公演
5月02日  国立障がい児学校(2公演開催) 13:00開場 開演13:30
                     15:30開場 開演16:30
5月03日  国立ヤンキン子ども病院     3公演
5月04日  翌日公演のリハーサル
5月05日  ヤンゴン日本人学校       13:00開場 開演13:30
5月07日  児童養育施設フルムーン     14:00開場 開演14:30

【公演準備】

ミャンマーでの公演は、停電や機械トラブルが懸念される環境下でした。今出来る最高の環境を出来る限り子供たちに届けられるよう、日本から大量の機材(スピーカー2台、照明4種類8個、照明の三脚、シンセサイザー、ミニドラム、変圧器、バッテリー等)を用意し、持ち込みました。現地でも各種機材をレンタルしました。
さらにミャンマーは炎天下。連日の心合わせの打ち合わせ、セッティング、リハーサル、本番だけでも大変な労力ですので、大量の荷物との移動で体力を消耗しすぎないよう、バスを貸し切り手配してのツアーとなりました。

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<バスでの移動>

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<ミーティング風景>

【4月29日 児童養護施設ドリームトレイン】

去年に引き継き、NPO法人ジャパンハートが運営している養護施設ドリームトレインで公演を行いました。
両親と住めない子ども170名が暮らしている養護施設です。
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施設に到着するやいなや、待ちきれない子どもたちが門の外まで出迎えてくれました。
目が合うと2017年に歌った歌を口ずさんでくれたり、ゲームやったね!とジェスチャーで伝えてくれたり、持ち込んだ重い機材を次々と運んでくれたり。
温かな雰囲気はもうすでに出来上がっていました。
今日はクーラーついていない場所での公演。昨日まで20℃の日本から一気に40℃近い場所での公演です。
体調を気づかってウエルカムドリンクをいただきリハーサルとなりました。
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実はこのゆったりと見えるお茶のみの時間中も、窓越しにたくさんのこどもたちが覗いてくれていました。こどもたちの想いに答えたい!急遽プログラム曲が変更となりました。「あの曲やりましょう」こどもたちが口ずさんでいた曲「ババイエット」でした。

始まりと共に吸い込まれるように集中し静寂が訪れました。
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心と魂を届ける歌と踊り、大人もこどもたちも会場が一気にまじわりました。彼らの歓声やどよめき・・・反応は生きる喜びそのものでした。
アンサーソングを歌ってくれました。歌は天にも届く祈りのようで、言葉や人種を超え心と心が結ばれた瞬間でした。
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【4月30日 国立ヤンゴン子ども病院】

少数民族を表すデザインが玄関ホールにありました。ミャンマーにこども病院は3つしかありません
遠くの地方から最先端の治療を受けにくるそうです。
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時間となり気がつけばこどもたちがたくさん集まってくれました。
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電源トラブルで一曲の半分をアカペラ、ピアニカ、ドラム、ダンスでパフォーマンスしましたが、皆が騒ぐ事なく、なんとか助け合えないかと手拍子が沸き上がりました。
『 がんばれ~ 』と拍手とエネルギーを送り続けてくれる子ども達。逆にものすごいパワーを持った、一体感の有る時となりました。

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ヤンゴンこども病院院長先生より素敵な記念品をいただきました。

【4月30日 国立ヤンゴンこども病院 病棟 プレイルーム公演】

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今年は出来るだけこどもたちに近い場所でということで、外科病棟プレイルームへお邪魔しました。
仕切りなどはなく、ただ広い部屋にこどもたちのベットがひしめきあっています。

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6人のパフォーマーが、繰り出す世界が、見ている人を魅了し、暑さと情熱で心をわしづかみにされ釘付け状態。相互作用でアドリブやその人らしさが溢れ出ます。

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最後の歌はみんなで歌いました。歌詞や言葉の意味が分からない日本の歌を、ミャンマーのこどもたちが、言葉ではない「何か」を受け取ろうとしていました。
最後の最後まで部屋に戻らず、「よかった」「すてきだった」「感動した」と話しかけ、目を潤ませていたお母さんたちが見送ってくれました。
患児のご家族は、宿泊施設ではなく軒下で生活している姿を見かけました。
本当に厳しい環境下です。
でもミャンマーのこどもたちの笑顔は「幸せかどうかを決めるのはあなた次第だよ。」と教えてくれました。

【5月2日 国立肢体不自由児、障害児学校】

障害児学校はミャンマーに1つしかない学校で、ミャンマーの療育の最先端の現場です。
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武術パフォーマーのスペース、ドラムの位置、ピアノの位置、照明、音響。
今日もしっかり仕込みます。

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1回目の公演が始まります。最前列には耳の不自由なこどもたちが座っていました。
光るボールに夢中なこどもたち、言葉は必要ありませんでした。
キラキラ光る照明に、眩しいダンスこどもたちの声援や歓声が、ますますキラキラな世界を創っていきます。
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【5月2日 国立肢体不自由児、障害児学校2回目の公演】
パフォーマーが「未来の扉」をこどもたちに語りかけます。こどもたちは日本語の訳詩を見ながら歌に聞き入っていました。

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「自分のことを大好きですか?」
ミャンマー公演で、心魂プロジェクト代表の寺田さんが毎回この質問をします。
「当然のことをなぜ聞くの?」ピーンとあがる手が誇らしさを語っています。
養護施設、病院、ここ障害児学校でもそうでした。

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校長先生は最初から最後までずっとにこにこ温かく見守ってくださいました。
指導の先生方、その他の皆さんも、こどもたちの接し方がとても丁寧でした。

【5月3日 国立ヤンキン子ども病院】

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今年もこの場所に巡り会えた事に感謝しながら病院に入りました。
こちらは、公演のためにクーラーを付けていただくなど、たくさんのご尽力があって再び来ることのできたこども病院です。本当にありがとうございます。

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さあ、いつものようにセティング開始です。
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これはショーのはじまる前。
ふわりふわりと色の変化するボールにみんなで息を吹き込んでゆくところ。ひとりが目を輝かせて吹いてくれて、みんなが虜になった遊び。
沢山の優しくて温かい息吹を手のひらに受け、パフォーマーはますます輝きを放っていきます。

さあ、ショーの始まりです。
ホールでの1時間の公演は200人位。ミャンマーテレビも入って、こどもたちが、どんどん前へ。ノリノリの笑顔を沢山見せてくれました。

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ヤンキンこども病院院長先生からお礼をいただき、さらに、栄養満点のお弁当で労をねぎらっていただきました。

【小児病棟前踊り場】

ここが
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こんな風景になりました。
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6人6色の好きなことを極めた人たちの演技が、見ている人の心に火を灯しました。
最後の曲を、1人また1人、こどもたちも演者に混ざって大きな円陣となり、生き生きと歌い出します。それを観ているお母さんたちが、なんとも言えない表情で今この時を喜んでいました。
笑顔が希望の光を照らしていました。
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【ヤンキンこども病院心臓病病棟渡り廊下】

この病棟の廊下が
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これです。
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パフォーマーは、何もかもが限界を超えてもなお、こどもたちからのパワーで突き動かされていました。
演奏中も人がどんどん集まってきました。
中庭まで。響き渡る音楽、歌声。まるで大劇場にいるかのようでした。
辛いことを忘れる夢のような時間。
病院のみんなに何かが届いていることを実感しました。病院は病気を治すだけの場所じゃありません。
笑っていいんだよね。生きているね。大好きだよ。
こどもたちと笑うお母さんお父さんの、こどもへの愛が溢れていました。

【5月5日 ミャンマー日本人学校 一般公演】

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体育館に設けられたステージ。小さい子達は特設の体育マットの最前線にずらり。
子供達に本物を伝えたいと願うお父さん、お母さん達。異国の単身赴任で踏ん張っているビジネスマン、ビジネスウーマン。みな、日本から遠く離れて、日本を思い暮らしている日々。
キラキラした舞台は夢のような時間でした。
「泣きすぎて、なんだか訳が分からないです。」
「ありがとうございました。遠くまで来てくださり、本当にありがとうございました。」
「ドラムかっこよかった」
「サインください」
「また、来て下さい」
「明日の養護施設公演は観に行けるのでしょうか?」
「夢のような時間でした」
「たのしかったー!また会いたいです。」閉会のお見送りもみな名残り惜しく、あちらこちらで「ありがとう」が飛び交い、感動の輪が幾重にも広がりました。

【5月7日 児童養育施設フルムーン】

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内戦で親を無くした子ども達を受け入れることから始まった養護施設。
市内から二時間半、ガタガタの道を通りながら向かう養護施設には冷房の会場は有りません。国からの支援は、1年に一人800円しか出ません。
とても貧しい孤児院ですが、それでも校長先生は、数日前も国境に赴き引き取るべき子どもはいないか回ってきたそうです。

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ステージが始まると、心魂プロジェクトの鬼気迫るパワーに圧倒され、歌とダンスに子ども達は魅了されました。それだけでは終わらず、息をのむ武術に驚きの声をあげ、美しい演奏に歓声が沸きます。
たくましいミャンマーの人々は悲しみの沼に溺れない、強さを持っていました。
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昨年に引き続き訪れたミャンマー。そこで生活をするミャンマーの方々と、夢中に何かに向かう時の輝きを今年も共有させていただき、様々な場面で、一緒に今を生きている喜びを分かち合うことができました。
子どもたちの笑顔がやまない時間。
戸沢財団では、心魂プロジェクトの素晴らしい活動を今後も応援していきたいと思います。
☆☆☆ ドリームトレインの子ども達より メッセージをいただきました ☆☆☆

Htun Te Hla
Dream Train に来てくれてありがとうございました。踊ってくれてありがとうございました。幸せをくれてありがとうございました。僕たちを応援する言葉をくれてありがとうございました。またDream Trainに来て下さいね。

Small Ley
踊りに来てくれてありがとうございました。みんなとても気に入っていました。またDream Trainに来て下さいね。ダンスを見ることができて、とても幸せでした。みなさん上手でした。そして、みなさんとても親切でした。この手紙でお礼をお伝えできることを嬉しく思います。もう一度、Dream Trainに来てくれる日を待っています。

Thiri Aung
忙しい中、Dream Trainで公演してくれてありがとうございました。面白くて、楽しいことを一緒にしてくれてありがとうございました。心魂プロジェクトが、もっともっと盛り上がっていくようにお祈りしています。踊ることはとても面白いです。Dream Trainに遊びに来て下さい。いつでもいらっしゃってください。ミャンマーは暑いのに、Dream Train に来てくれて、ダンスを披露してくれて、とても嬉しかったです。皆さんのことを思い出しています。もう一度来て下さい。皆さんありがとうございました。またね。

Nar Phauu
もう一度Dream Trainに来てくれてありがとうございました。「また来て下さい!」と言いたいです。去年よりも、もっともっと素敵な踊りでした。去年の踊りもとても良かったです。一緒に踊ってくれて、ありがとうございました。これからも、心魂プロジェクトがもっと盛り上がっていきますように。1人ずつのパフォーマンスがとても面白くて、大好きでした。Dream Trainにまた来て下さい。心魂プロジェクトの皆さんを思い出しています。Ever Smile❤

Daw Kar
また今年も公演が観られると思っていなかったので、とても嬉しかったです。一緒に踊りを踊れたことが良かったです。ありがとうございました。心魂プロジェクトがもっともっと活躍できるようにお祈りしています。一緒に歌を歌えて楽しかったです。一人ずつのパフォーマンスがとても良かったです。今回のミャンマー公演の最初にDream Trainに来てくれてありがとうございました。お姉さん達がとてもきれいでした。皆さんのことをいつも思い出しています。

Nar Kyo & Buu Son
この手紙でお礼をお伝えできることを嬉しく思います。ダンスを見たり、歌をまた聴いたりすることができて嬉しかったです。私たちを応援してくれてありがとうございました。世界中にいる子ども達もあなた達のダンスを気に入ると思います。日本の歌やダンスを鑑賞できたことがとても嬉しかったです。もう一度遊びに来て欲しいです。

Small Ni
皆さんに出会えてとても嬉しかったです。とても楽しかったです。私は歌が好きです。私も有名な歌手になりたいです。心魂プロジェクトのみなさん、私たちと一緒にパフォーマンスをしてくれてありがとうございました。去年も今年も見ることができて嬉しかったです。

Buu Phal
こんにちは。お忙しい中、ドリームトレインに来て、歌やダンスを披露してくれてありがとうございました。またお会いしたいです。一緒に歌ったり踊ったりしてくれてありがとうございました。心魂プロジェクトがもっと盛り上がっていくように祈っています。皆さんが来てくれた日は1日中楽しかったです。Dream Trainに遊びに来て下さい。いつで0Dream Trainの子どもたちを代表してお礼を言います。私たちが今まで出会ったことのない、見たことのないパフォーマンスをしてくれて、ありがとうございました。また来て下さることを願っています。これからも世界中で活躍できるようにお祈りしています。鑑賞中、とても楽しかったです。ありがとうございました。

Ya Pharr
私は心魂プロジェクトの皆さんのことが大好きです。これからももっと活躍できるようにお祈りしています。「Dream Trainにまた来て下さい」と伝えたいです。皆さん、ありがとうございました。また会いたいです。

<日本人スタッフより>
今回、心魂の皆さまが全身で表現されていたメッセージ「自分を信じて進むこと」を受け取り、子どもたちの表現の幅・可能性の幅がよりいっそう広がったように感じられ、今後の成長を見守ることのワクワクが止まりません。

プラネタリウム・ミュージカル「あなたへの贈り物」@カルテット

戸沢財団主催にて開催しているプラネタリウム・ミュージカル、『あなたへの贈り物』。
児童養護施設のために、大切な思いを込めて特別に作ったストーリーです。
戸沢暢美が遺した「未来の扉」が、ストーリーの軸となっています。

2018年1月。今回は児童養護施設「カルテット」の子ども達に届けに行きました。
全国の難病の子供たちや被災地の子供たちへ生のパフォーマンスを届ける活動をしている「NPO法人 心魂プロジェクト」と、出張プラネタリウムや「病院がプラネタリウム事業」を行い、八ヶ岳で星空文化を発信している「星つむぎの村」のご協力により、2016年に2回、2017年は1回、児童養護施設で開催しました。

※以前の開催については、下記よりご覧ください。
2016年9月開催: http://www.tozawazaidan.com/?p=748
2016年11月開催: http://www.tozawazaidan.com/?p=770
2017年6月開催: http://www.tozawazaidan.com/?m=201706

~大切なメッセージ~
キミは生きているだけで価値のある大切な存在なんだよ。
そして気がついて欲しい。生命の素晴らしさを!キミの素晴らしさを!
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開場はカルテット内にある 虹ホールです。

今回も、児童養護施設の子どもに手書きのチラシを書いてもらいました。
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こんな素敵なチラシが出来上がりました。

 
~ 『あなたへの贈り物』 ~
どうしても乗り越えられないものを心に抱え、立ちすくむ一人の女の子。
やがて彼女の心に差し込む一筋の強い光。
何かに突き動かされ宇宙に旅立つ女の子。その旅の中で出会う愉快な星たち。
永遠の夜空を彩る音楽をお共に、女の子の旅は進んでいきます。

魂に響く歌、音楽、言葉、踊り。
子ども達に伝えたい事、感じてもらいたいことがあふれているお話です。

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途中、土星のシーンで、子どもたちが一緒にきらきらと踊りました。
プロのパフォーマーである心魂プロジェクトから事前にワークショップで演技指導をしてもらい、本番当日は、プロの皆さんと一緒にパフォーマンスをした子どもたちです。
終わった後に、「ミュージカル部を作る!」と決めた子たちがいました。
自ら表現することの楽しさ、そしてそれを誰かに受け止めてもらえた充実感。
子ども達の中に、また新たな生きる力が芽生えてくれたでしょうか。

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『君の未来は 君の手の中
人の希望は ひたむきに生きる君の横顔

君は希望 君はキミを生きる希望
生きるちからは 少しの勇気が連れてくる

夢中で何かに向かうとき
人はいちばん生きている』

君たちは一人じゃないよ。
あなたは価値のある素晴らしい存在。
気づいて欲しい。命の素晴らしさに!
そして君の素晴らしさに!

様々な事情を抱えて日々生活している子ども達。
辛いとき、悲しいときに、ふと今日のことを思い出し、少しの勇気を出すきっかけとなってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
戸沢暢美からの子ども達へのメッセージが、このプラネタリウム・ミュージカルを通して少しでも届いて欲しい。いつもそう思いながら、子ども達にこの公演を届けています。

これからも、たくさんの子ども達に、この力強いメッセージを伝え続けていきたいと思っています。

2017年11月心魂プロジェクトの活動(台湾)への支援

戸沢財団が活動費用の一部(移動費や衣装代等)を支援している心魂プロジェクト。
台湾の子供たちへミュージカルを届けに行く活動も続けていらっしゃいます。
(心魂プロジェクトについては、https://www.cocorodama.com/をご覧ください。)

今回の台湾ツアーはこれで4回目。今後も継続的に続けていけるよう来年の5回目までをひとつの山と考えて、現地の方々と綿密な準備をされた上での公演となりました。

戸沢財団の活動に込める想いは、
『子どもたちへ、笑顔になれる時間や貴重な体験、未来への希望を届けてあげたい』
ということが、常にあります。

心魂プロジェクトの『台湾のこども病院に、病院での公演(楽しいイベント)を根付かせたい』
という願いは、戸沢財団の想いと重なる部分があり、今回も支援へと繋がりました。

 
2017年は、11月に行われた馬偕記念病院(MACKEY MEMORIAL HOSPITAL)に入院する病児への活動について支援をしました。

【1】 11/16台北本院 小児病棟12F・13、小児がん病棟での公演

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本院の小児病棟での公演は、4度目です。広場がないため病棟に1本だけある廊下での公演となりました。普段は医療器具置き場となっているワゴンにドラムと電子ピアノを置かせてもらい、細くて狭い廊下を行ったり来たりしながら、出来る限り一人一人のもとへ寄り添いながらパフォーマンスが行われました。

今回は、これまでの実績を認めてもらい、初めて小児がん病棟での公演も実現しました。
小児がんの治療中の子ども達は菌に弱いため、手を握ることはできません。しかし、どの階でも体調の良い子どもは廊下に出てきてくれ、ベッドから動けない子どもは、親御さんが病室の扉を開けてベッドの中から心魂のメンバーが奏でる歌を聞き入っていました。

動ける子供たちも、ほぼ全員が点滴をしています。そんな辛い治療をする病院の中でも、「楽しい!」「ワクワクする!」と感じてもらえたら。そして、子ども達の生きる力となれたら。
心魂プロジェクトの活動を応援しながら、いつもそう感じています。

【2】 11/17新竹分院  小児病棟、ロビーでの公演

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新竹の馬偕紀念醫院は台湾ツアー1年目から3回連続で訪問させていただいており、台北から新幹線で40分ほど行ったところにあります。
今年は病棟だけでなく、初めてロビーでもパフォーマンスさせていただきました。
ステージの背中側にはおICUなどの病棟があるため、出入りする人とぶつかることのないよう、細心の注意を払いながらのパフォーマンスとなりました。

台湾の入院事情は日本と違い、終日保護者が付き添わなければなりません。ご家族の不安はもちろんのこと、その不安な様子を日々子ども達も感じ取っていることと思います。
そんな不安を一時忘れ、家族で一緒に心から笑い過ごした時間が、これからの日常に少しでも明るさを持たせてくれますように。そんな想いを込めてパワフルなパフォーマンスが行われました。

台湾のこども達は、日本以上にシャイな子が多いのですが、病棟にいた女の子が病棟公演の後ロビー公演にも来てくれて、一緒に踊ったりという嬉しい出会いもありました。
キャラクターたちの登場に思わず声をだしてみたり、一緒にワクワクドキドキしたり、つらい日常をふと忘れ、本来の子どもらしい時間を過ごしてもらえたのではないかと思います。

【3】11/20台東分院 小児病棟、ロビー、老人ホームでの公演

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台北から飛行機に乗って台東へ。最終日は馬偕記念病院の台東分院でのパフォーマンスとなりました。
台東は原住民の方が多く、肌の色も中心となる言語も台北とは少し違います。音楽が好きな方も多いようでした。

小児病棟では、廊下のT字路になっている部分に椅子を集めていただいての公演です。少しだけ劇場のような空間になりました。
いつも過ごしている静かな病棟が突然にぎやかになり、言葉の分からない外人が歌ったり踊ったりしている様子にびっくりしている子ども達。
ロビーでのパフォーマンスは出来る限り集まってくれた一人一人の元へ行き、話しかけ、手を振り、ハイタッチをして交流をしました。病棟に比べると広い場所でのパフォーマンスでしたが一人一人との交流が出来たような、アットホームな公演となりました。

 

心魂プロジェクトの海外公演では、いつも思うことがあります。

『歌やダンスは、魔法のような力がある。』

国・言葉は関係なく、気づけば一緒に楽しんでいて距離が近づいていたり。
一方で、国による違った感じ方、楽しみ方など、常に新しい発見があったり。
普段の自分では考えられないような、気持ちの高まりや感情の移り変わりを感じたり。

この心魂プロジェクトのパフォーマンスの『魔法の力』を、たくさんの子どもたちにも感じてもらい、彼らのパワーにしてもらえたらと思っています。

 
“世界中の子供たちに少しでも多くの笑顔が生まれ、心が解放される時間が届きますように”
そう心から願い、これからも戸沢財団は心魂プロジェクトの活動を支援していきたいと思います。

2017年夏 心魂プロジェクトの活動(国内)への支援

戸沢財団は、2015年頃より、心魂プロジェクトの活動費用の一部について支援を続けています。
(心魂プロジェクトについては、https://www.cocorodama.com/をご覧ください。)

全国各地で、様々な病気と闘う子どもたちへ、ふと治療と向き合う時間を忘れ、
心から楽しいと思える時間を過ごして欲しいという想いで、
2017年夏は、下記の公演について、移動費等の活動費用を支援しました。

 
①7/17(月・祝) 茨城県つくば市「医療的ケアを必要とする子とその親の会」 無償公演

医療的ケア、というのは、主に気管切開をした重症心身障がいの子ども達のことです。
この日は会の立ち上げ第一回目の交流会となっており、この集まりをきっかけに、今後、退院後の子ども達のサポートを充実されていこうとする親たちの熱気にあふれていました。

気管切開をしていると、交通機関などの利用も制限されるとのこと。退院後ほとんど外に出た事のない子どもも多いため、おそるおそるイベントに参加したご家族も多い様子でした。目がほとんど見えない子もいたため、できる限り触れ合いを大切にした1時間のプログラム。癒されましたという声が沢山あがりました。

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病状による理由から、普通の知能を持ち合わせていても退院後に普通学校に通うことも家から出ることも難しいそうです。今回は、病院に居る時以上に親子共々孤独になりがちな子供たちに向けたイベントです。
受け入れられる学校側に知識のある人材が極端に少ないこともあり、医療的ケアを必要とする子は学校自体に通うこともままならず、友達を作るチャンスが少ないそうです。
そんな子供たちに公演を楽しんでもらうことはもちろん、本公演が「外に出かけられた!外出を楽しめた!」という成功体験となり、外に出かけるきっかけや前に進む勇気となることを心より願います。

 
②7/24(月) 東京都世田谷区「光明学園(旧・光明特別支援学校)」

光明学園は、肢体不自由児のための学校で、小1から高3までの生徒が在籍しています。
今回は光明学園に通う保護者の方々が運営するボランティア委員会さんが企画するイベントで、この日は主に小学生が集まり、学校の体育館で開催されました。

ステージが近く感じてもらえるよう会場は横に長くつかい、車いすに長時間のる事がつらい子どもには、一番前のマットに寝ながら観てもらうなど工夫し、子ども達、また親御さんにもリラックスして楽しんでいただきました。

芸術鑑賞のイベントは、普通学校なら毎年のように行われるものですが、普通学校とは違い、配慮が必要な特別支援学校ではその企画自体が難しい現状があるそうです。
重度の障がいをもち特別支援学校に通う子ども達にも、普通学校の生徒と同じように様々な芸術に触れる経験を届けたいという想いでの公演を行った心魂プロジェクト。
この想いに共感し、財団でも何かのお手伝いが出来たらとの思い今回支援させていただくこととなりました。

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③ 8/17 宮城県仙台市 ドナルト・マクドナルドハウス仙台
対象: 入院患児の家族のための滞在施設「ドナルト・マクドナルドハウス仙台」を利用しているご家族と外出が可能な入院患児

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今回2回目のデリバリーパフォーマンスとなるドナルド・マクドナルドハウスせんだい。
寄付とボランティアスタッフにより運営されている入院患者の家族のための施設です。

病院のすぐ隣にあるドナルド・マクドナルドハウスせんだいのご利用者は、入院されている患児の病状や生活費の不安、患児の病室には入れず留守番をするきょうだい児への想いなど、さまざまな心労を抱えて頑張っている方々だそうです。
そのようなご家族の存在を知り「日々淋しい思いをしているきょうだい児に喜んでもらえる機会を作りたい」という想いから2016年に初訪問が叶った本公演。
今年もまた一つでも多くの家族の思い出がうまれることを願います。

 
⑤8/18 岩手県一関市 難病のこども支援全国ネットワーク主催「みちのく七夕キャンプ」

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様々な病気を抱え、日々治療に励む子供たちとそのご家族が参加するこのキャンプイベントには、毎年伺っている心魂プロジェクト。このキャンプだけを、楽しみや目標として日々頑張ってとしていらっしゃるご家族が多いとのこと。
皆さん、一年に一度のこのキャンプに参加できるよう、何日も前から体調管理に相当神経を使って参加されています。そのため、皆で過ごす2泊3日の時間は当たり前の時間ではありません。

年に一度だけ「外食できる・外出できる・リラックスできる」機会となるこのキャンプ。子ども達とそのご家族が、ほんの一時でも心から「楽しい!」と思っていただける時間を過ごしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

 
⑥ 8/25~8/26兵庫県淡路市 難病のこども支援全国ネットワーク主催
「かんぽの宿 淡路島」 つながろうキャンプIN関西

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難病の子ども支援ネットワークが主催するキャンプは、全国様々なところで開催されていますが、今回初めて淡路島での開催となりました。
キャンプには、病児、ご両親、ご兄弟と様々な年齢層の方がいらっしゃいます。できるだけ幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけるよう、工夫を凝らしてセットリストを組みました。

歌に踊りに生演奏。子どもたちと寝ころびながらパフォーマンスをする場面もあり、新しい形でのパフォーマンスも生まれました。

2日目には、「ミュージックシャワーヨガ」。その後に「楽器体験会」もあり、ご家族そろって楽しんでいただけました。

 
⑦8/28 大阪府大阪市「淀川キリスト教病院 こどもホスピス病棟」
対象: 19歳以下のこどもホスピスを利用している子ども(通所を含む)

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心魂プロジェクトの活動が創立した年から訪問している、淀川キリスト教病院こどもホスピス病棟。少しずつ大きくなっている子ども達が、今年もまたやってきてくれました。
子どもホスピス病棟を利用する子ども達は、かなり重度の病気を持つ子ども達です。そのため、大きなチャペルに約20名と限られた人数での贅沢な空間となりました。
自由な外出が叶わない子どもたちですが、まるで遊園地に来たような「ワクワク・ドキドキ」が味わえることを願い、生演奏の中、歌と踊りのショーを目の前で存分に味わってもらいました。

このワクワクが、少しでも子ども達の生きる力になってくれることを切に願います。

 
⑧8/30 大阪府大阪市 森ノ宮病院 病棟内プレイコーナー
対象: 1~12歳までの肢体不自由児

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初めての訪問となる森之宮病院には、リハビリが必要な子供たちが親元を離れて生活しています。
セッティングが始まると、数名の男の子が興奮した様子で見学をしに来ました。また、この日は面会日でもあったため、開場するとご家族もどんどん入場されてきました。

脳の障害がある子ども達は、大きい音は苦手だったり、動くものを認知することが難しいそうで、日常では刺激の少ない中で過ごしているそうです。
そんな状況の中、いつも寂しい思いに負けず懸命にリハビリに励む子ども達。
今回のパフォーマンスを通して、「楽しい時間」と「様々な新しい感覚を体験できる機会」を届けたいと願う心魂プロジェクト。そんな想いに共感し、弊財団は今回の支援を決定することと致しました。