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「未来の扉 ~Song & Dance Show~」ミャンマーツアー2018

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今年も5月上旬に、当財団は9泊10日にわたりミャンマーを訪問しました。
心に傷を持っているこどもたちや病気や障害のあるこどもたちにも夢を見てもらいたい、未来の扉をあける小さなきっかけになってくれたらと願い「未来の扉 ~Song & Dance Show~」公演を主催しました。

戸沢暢美がまだ見ぬ子ども達に遺したメッセージ「未来の扉」が2018年公演のメインテーマとなっていました。戸沢暢美の想いをのせ、海を越えてミャンマーの子ども達にも届けてまいりました。

同行いただいたのは元劇団四季のミュージカル俳優たちを中心としたNPO法人心魂プロジェクト。
難病のため病院で暮らす子供たち、学校にも行けない、ましてやミュージカルなど
観たこともない子供たちに、生のパフォーマンスを届けようと日本全国をまわる彼らを、
2015年頃から当財団も支援させていただいています。

プロの歌と踊りとミュージカルをミャンマーの子どもたちにも楽しんでもらいたい!
その想いから、パフォーマーの皆さん6名と一緒に6つの施設をまわり、計10回公演いたしました。
※心魂プロジェクトに関する記事はこちら
※NPO法人心魂プロジェクト https://www.cocorodama.com/

【ツアー名】 「未来の扉 ~Song&Dance Show~」ミャンマーツアー
【開催場所】 ミャンマー、ヤンゴン市内各施設 ※5/7のみ市外、車で片道1.5~2.5h
【公演日時】
4月29日  児童養育施設ドリームトレイン  13:00開場 開演13:30
4月30日  国立ヤンゴン子ども病院     2公演
5月02日  国立障がい児学校(2公演開催) 13:00開場 開演13:30
                     15:30開場 開演16:30
5月03日  国立ヤンキン子ども病院     3公演
5月04日  翌日公演のリハーサル
5月05日  ヤンゴン日本人学校       13:00開場 開演13:30
5月07日  児童養育施設フルムーン     14:00開場 開演14:30

【公演準備】

ミャンマーでの公演は、停電や機械トラブルが懸念される環境下でした。今出来る最高の環境を出来る限り子供たちに届けられるよう、日本から大量の機材(スピーカー2台、照明4種類8個、照明の三脚、シンセサイザー、ミニドラム、変圧器、バッテリー等)を用意し、持ち込みました。現地でも各種機材をレンタルしました。
さらにミャンマーは炎天下。連日の心合わせの打ち合わせ、セッティング、リハーサル、本番だけでも大変な労力ですので、大量の荷物との移動で体力を消耗しすぎないよう、バスを貸し切り手配してのツアーとなりました。

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<バスでの移動>

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<ミーティング風景>

【4月29日 児童養護施設ドリームトレイン】

去年に引き継き、NPO法人ジャパンハートが運営している養護施設ドリームトレインで公演を行いました。
両親と住めない子ども170名が暮らしている養護施設です。
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施設に到着するやいなや、待ちきれない子どもたちが門の外まで出迎えてくれました。
目が合うと2017年に歌った歌を口ずさんでくれたり、ゲームやったね!とジェスチャーで伝えてくれたり、持ち込んだ重い機材を次々と運んでくれたり。
温かな雰囲気はもうすでに出来上がっていました。
今日はクーラーついていない場所での公演。昨日まで20℃の日本から一気に40℃近い場所での公演です。
体調を気づかってウエルカムドリンクをいただきリハーサルとなりました。
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実はこのゆったりと見えるお茶のみの時間中も、窓越しにたくさんのこどもたちが覗いてくれていました。こどもたちの想いに答えたい!急遽プログラム曲が変更となりました。「あの曲やりましょう」こどもたちが口ずさんでいた曲「ババイエット」でした。

始まりと共に吸い込まれるように集中し静寂が訪れました。
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心と魂を届ける歌と踊り、大人もこどもたちも会場が一気にまじわりました。彼らの歓声やどよめき・・・反応は生きる喜びそのものでした。
アンサーソングを歌ってくれました。歌は天にも届く祈りのようで、言葉や人種を超え心と心が結ばれた瞬間でした。
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【4月30日 国立ヤンゴン子ども病院】

少数民族を表すデザインが玄関ホールにありました。ミャンマーにこども病院は3つしかありません
遠くの地方から最先端の治療を受けにくるそうです。
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時間となり気がつけばこどもたちがたくさん集まってくれました。
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電源トラブルで一曲の半分をアカペラ、ピアニカ、ドラム、ダンスでパフォーマンスしましたが、皆が騒ぐ事なく、なんとか助け合えないかと手拍子が沸き上がりました。
『 がんばれ~ 』と拍手とエネルギーを送り続けてくれる子ども達。逆にものすごいパワーを持った、一体感の有る時となりました。

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ヤンゴンこども病院院長先生より素敵な記念品をいただきました。

【4月30日 国立ヤンゴンこども病院 病棟 プレイルーム公演】

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今年は出来るだけこどもたちに近い場所でということで、外科病棟プレイルームへお邪魔しました。
仕切りなどはなく、ただ広い部屋にこどもたちのベットがひしめきあっています。

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6人のパフォーマーが、繰り出す世界が、見ている人を魅了し、暑さと情熱で心をわしづかみにされ釘付け状態。相互作用でアドリブやその人らしさが溢れ出ます。

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最後の歌はみんなで歌いました。歌詞や言葉の意味が分からない日本の歌を、ミャンマーのこどもたちが、言葉ではない「何か」を受け取ろうとしていました。
最後の最後まで部屋に戻らず、「よかった」「すてきだった」「感動した」と話しかけ、目を潤ませていたお母さんたちが見送ってくれました。
患児のご家族は、宿泊施設ではなく軒下で生活している姿を見かけました。
本当に厳しい環境下です。
でもミャンマーのこどもたちの笑顔は「幸せかどうかを決めるのはあなた次第だよ。」と教えてくれました。

【5月2日 国立肢体不自由児、障害児学校】

障害児学校はミャンマーに1つしかない学校で、ミャンマーの療育の最先端の現場です。
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武術パフォーマーのスペース、ドラムの位置、ピアノの位置、照明、音響。
今日もしっかり仕込みます。

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1回目の公演が始まります。最前列には耳の不自由なこどもたちが座っていました。
光るボールに夢中なこどもたち、言葉は必要ありませんでした。
キラキラ光る照明に、眩しいダンスこどもたちの声援や歓声が、ますますキラキラな世界を創っていきます。
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【5月2日 国立肢体不自由児、障害児学校2回目の公演】
パフォーマーが「未来の扉」をこどもたちに語りかけます。こどもたちは日本語の訳詩を見ながら歌に聞き入っていました。

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「自分のことを大好きですか?」
ミャンマー公演で、心魂プロジェクト代表の寺田さんが毎回この質問をします。
「当然のことをなぜ聞くの?」ピーンとあがる手が誇らしさを語っています。
養護施設、病院、ここ障害児学校でもそうでした。

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校長先生は最初から最後までずっとにこにこ温かく見守ってくださいました。
指導の先生方、その他の皆さんも、こどもたちの接し方がとても丁寧でした。

【5月3日 国立ヤンキン子ども病院】

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今年もこの場所に巡り会えた事に感謝しながら病院に入りました。
こちらは、公演のためにクーラーを付けていただくなど、たくさんのご尽力があって再び来ることのできたこども病院です。本当にありがとうございます。

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さあ、いつものようにセティング開始です。
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これはショーのはじまる前。
ふわりふわりと色の変化するボールにみんなで息を吹き込んでゆくところ。ひとりが目を輝かせて吹いてくれて、みんなが虜になった遊び。
沢山の優しくて温かい息吹を手のひらに受け、パフォーマーはますます輝きを放っていきます。

さあ、ショーの始まりです。
ホールでの1時間の公演は200人位。ミャンマーテレビも入って、こどもたちが、どんどん前へ。ノリノリの笑顔を沢山見せてくれました。

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ヤンキンこども病院院長先生からお礼をいただき、さらに、栄養満点のお弁当で労をねぎらっていただきました。

【小児病棟前踊り場】

ここが
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こんな風景になりました。
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6人6色の好きなことを極めた人たちの演技が、見ている人の心に火を灯しました。
最後の曲を、1人また1人、こどもたちも演者に混ざって大きな円陣となり、生き生きと歌い出します。それを観ているお母さんたちが、なんとも言えない表情で今この時を喜んでいました。
笑顔が希望の光を照らしていました。
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【ヤンキンこども病院心臓病病棟渡り廊下】

この病棟の廊下が
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これです。
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パフォーマーは、何もかもが限界を超えてもなお、こどもたちからのパワーで突き動かされていました。
演奏中も人がどんどん集まってきました。
中庭まで。響き渡る音楽、歌声。まるで大劇場にいるかのようでした。
辛いことを忘れる夢のような時間。
病院のみんなに何かが届いていることを実感しました。病院は病気を治すだけの場所じゃありません。
笑っていいんだよね。生きているね。大好きだよ。
こどもたちと笑うお母さんお父さんの、こどもへの愛が溢れていました。

【5月5日 ミャンマー日本人学校 一般公演】

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体育館に設けられたステージ。小さい子達は特設の体育マットの最前線にずらり。
子供達に本物を伝えたいと願うお父さん、お母さん達。異国の単身赴任で踏ん張っているビジネスマン、ビジネスウーマン。みな、日本から遠く離れて、日本を思い暮らしている日々。
キラキラした舞台は夢のような時間でした。
「泣きすぎて、なんだか訳が分からないです。」
「ありがとうございました。遠くまで来てくださり、本当にありがとうございました。」
「ドラムかっこよかった」
「サインください」
「また、来て下さい」
「明日の養護施設公演は観に行けるのでしょうか?」
「夢のような時間でした」
「たのしかったー!また会いたいです。」閉会のお見送りもみな名残り惜しく、あちらこちらで「ありがとう」が飛び交い、感動の輪が幾重にも広がりました。

【5月7日 児童養育施設フルムーン】

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内戦で親を無くした子ども達を受け入れることから始まった養護施設。
市内から二時間半、ガタガタの道を通りながら向かう養護施設には冷房の会場は有りません。国からの支援は、1年に一人800円しか出ません。
とても貧しい孤児院ですが、それでも校長先生は、数日前も国境に赴き引き取るべき子どもはいないか回ってきたそうです。

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ステージが始まると、心魂プロジェクトの鬼気迫るパワーに圧倒され、歌とダンスに子ども達は魅了されました。それだけでは終わらず、息をのむ武術に驚きの声をあげ、美しい演奏に歓声が沸きます。
たくましいミャンマーの人々は悲しみの沼に溺れない、強さを持っていました。
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昨年に引き続き訪れたミャンマー。そこで生活をするミャンマーの方々と、夢中に何かに向かう時の輝きを今年も共有させていただき、様々な場面で、一緒に今を生きている喜びを分かち合うことができました。
子どもたちの笑顔がやまない時間。
戸沢財団では、心魂プロジェクトの素晴らしい活動を今後も応援していきたいと思います。
☆☆☆ ドリームトレインの子ども達より メッセージをいただきました ☆☆☆

Htun Te Hla
Dream Train に来てくれてありがとうございました。踊ってくれてありがとうございました。幸せをくれてありがとうございました。僕たちを応援する言葉をくれてありがとうございました。またDream Trainに来て下さいね。

Small Ley
踊りに来てくれてありがとうございました。みんなとても気に入っていました。またDream Trainに来て下さいね。ダンスを見ることができて、とても幸せでした。みなさん上手でした。そして、みなさんとても親切でした。この手紙でお礼をお伝えできることを嬉しく思います。もう一度、Dream Trainに来てくれる日を待っています。

Thiri Aung
忙しい中、Dream Trainで公演してくれてありがとうございました。面白くて、楽しいことを一緒にしてくれてありがとうございました。心魂プロジェクトが、もっともっと盛り上がっていくようにお祈りしています。踊ることはとても面白いです。Dream Trainに遊びに来て下さい。いつでもいらっしゃってください。ミャンマーは暑いのに、Dream Train に来てくれて、ダンスを披露してくれて、とても嬉しかったです。皆さんのことを思い出しています。もう一度来て下さい。皆さんありがとうございました。またね。

Nar Phauu
もう一度Dream Trainに来てくれてありがとうございました。「また来て下さい!」と言いたいです。去年よりも、もっともっと素敵な踊りでした。去年の踊りもとても良かったです。一緒に踊ってくれて、ありがとうございました。これからも、心魂プロジェクトがもっと盛り上がっていきますように。1人ずつのパフォーマンスがとても面白くて、大好きでした。Dream Trainにまた来て下さい。心魂プロジェクトの皆さんを思い出しています。Ever Smile❤

Daw Kar
また今年も公演が観られると思っていなかったので、とても嬉しかったです。一緒に踊りを踊れたことが良かったです。ありがとうございました。心魂プロジェクトがもっともっと活躍できるようにお祈りしています。一緒に歌を歌えて楽しかったです。一人ずつのパフォーマンスがとても良かったです。今回のミャンマー公演の最初にDream Trainに来てくれてありがとうございました。お姉さん達がとてもきれいでした。皆さんのことをいつも思い出しています。

Nar Kyo & Buu Son
この手紙でお礼をお伝えできることを嬉しく思います。ダンスを見たり、歌をまた聴いたりすることができて嬉しかったです。私たちを応援してくれてありがとうございました。世界中にいる子ども達もあなた達のダンスを気に入ると思います。日本の歌やダンスを鑑賞できたことがとても嬉しかったです。もう一度遊びに来て欲しいです。

Small Ni
皆さんに出会えてとても嬉しかったです。とても楽しかったです。私は歌が好きです。私も有名な歌手になりたいです。心魂プロジェクトのみなさん、私たちと一緒にパフォーマンスをしてくれてありがとうございました。去年も今年も見ることができて嬉しかったです。

Buu Phal
こんにちは。お忙しい中、ドリームトレインに来て、歌やダンスを披露してくれてありがとうございました。またお会いしたいです。一緒に歌ったり踊ったりしてくれてありがとうございました。心魂プロジェクトがもっと盛り上がっていくように祈っています。皆さんが来てくれた日は1日中楽しかったです。Dream Trainに遊びに来て下さい。いつで0Dream Trainの子どもたちを代表してお礼を言います。私たちが今まで出会ったことのない、見たことのないパフォーマンスをしてくれて、ありがとうございました。また来て下さることを願っています。これからも世界中で活躍できるようにお祈りしています。鑑賞中、とても楽しかったです。ありがとうございました。

Ya Pharr
私は心魂プロジェクトの皆さんのことが大好きです。これからももっと活躍できるようにお祈りしています。「Dream Trainにまた来て下さい」と伝えたいです。皆さん、ありがとうございました。また会いたいです。

<日本人スタッフより>
今回、心魂の皆さまが全身で表現されていたメッセージ「自分を信じて進むこと」を受け取り、子どもたちの表現の幅・可能性の幅がよりいっそう広がったように感じられ、今後の成長を見守ることのワクワクが止まりません。

プラネタリウム・ミュージカル「あなたへの贈り物」@カルテット

戸沢財団主催にて開催しているプラネタリウム・ミュージカル、『あなたへの贈り物』。
児童養護施設のために、大切な思いを込めて特別に作ったストーリーです。
戸沢暢美が遺した「未来の扉」が、ストーリーの軸となっています。

2018年1月。今回は児童養護施設「カルテット」の子ども達に届けに行きました。
全国の難病の子供たちや被災地の子供たちへ生のパフォーマンスを届ける活動をしている「NPO法人 心魂プロジェクト」と、出張プラネタリウムや「病院がプラネタリウム事業」を行い、八ヶ岳で星空文化を発信している「星つむぎの村」のご協力により、2016年に2回、2017年は1回、児童養護施設で開催しました。

※以前の開催については、下記よりご覧ください。
2016年9月開催: http://www.tozawazaidan.com/?p=748
2016年11月開催: http://www.tozawazaidan.com/?p=770
2017年6月開催: http://www.tozawazaidan.com/?m=201706

~大切なメッセージ~
キミは生きているだけで価値のある大切な存在なんだよ。
そして気がついて欲しい。生命の素晴らしさを!キミの素晴らしさを!
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開場はカルテット内にある 虹ホールです。

今回も、児童養護施設の子どもに手書きのチラシを書いてもらいました。
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こんな素敵なチラシが出来上がりました。

 
~ 『あなたへの贈り物』 ~
どうしても乗り越えられないものを心に抱え、立ちすくむ一人の女の子。
やがて彼女の心に差し込む一筋の強い光。
何かに突き動かされ宇宙に旅立つ女の子。その旅の中で出会う愉快な星たち。
永遠の夜空を彩る音楽をお共に、女の子の旅は進んでいきます。

魂に響く歌、音楽、言葉、踊り。
子ども達に伝えたい事、感じてもらいたいことがあふれているお話です。

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途中、土星のシーンで、子どもたちが一緒にきらきらと踊りました。
プロのパフォーマーである心魂プロジェクトから事前にワークショップで演技指導をしてもらい、本番当日は、プロの皆さんと一緒にパフォーマンスをした子どもたちです。
終わった後に、「ミュージカル部を作る!」と決めた子たちがいました。
自ら表現することの楽しさ、そしてそれを誰かに受け止めてもらえた充実感。
子ども達の中に、また新たな生きる力が芽生えてくれたでしょうか。

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『君の未来は 君の手の中
人の希望は ひたむきに生きる君の横顔

君は希望 君はキミを生きる希望
生きるちからは 少しの勇気が連れてくる

夢中で何かに向かうとき
人はいちばん生きている』

君たちは一人じゃないよ。
あなたは価値のある素晴らしい存在。
気づいて欲しい。命の素晴らしさに!
そして君の素晴らしさに!

様々な事情を抱えて日々生活している子ども達。
辛いとき、悲しいときに、ふと今日のことを思い出し、少しの勇気を出すきっかけとなってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
戸沢暢美からの子ども達へのメッセージが、このプラネタリウム・ミュージカルを通して少しでも届いて欲しい。いつもそう思いながら、子ども達にこの公演を届けています。

これからも、たくさんの子ども達に、この力強いメッセージを伝え続けていきたいと思っています。

2017年11月心魂プロジェクトの活動(台湾)への支援

戸沢財団が活動費用の一部(移動費や衣装代等)を支援している心魂プロジェクト。
台湾の子供たちへミュージカルを届けに行く活動も続けていらっしゃいます。
(心魂プロジェクトについては、https://www.cocorodama.com/をご覧ください。)

今回の台湾ツアーはこれで4回目。今後も継続的に続けていけるよう来年の5回目までをひとつの山と考えて、現地の方々と綿密な準備をされた上での公演となりました。

戸沢財団の活動に込める想いは、
『子どもたちへ、笑顔になれる時間や貴重な体験、未来への希望を届けてあげたい』
ということが、常にあります。

心魂プロジェクトの『台湾のこども病院に、病院での公演(楽しいイベント)を根付かせたい』
という願いは、戸沢財団の想いと重なる部分があり、今回も支援へと繋がりました。

 
2017年は、11月に行われた馬偕記念病院(MACKEY MEMORIAL HOSPITAL)に入院する病児への活動について支援をしました。

【1】 11/16台北本院 小児病棟12F・13、小児がん病棟での公演

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本院の小児病棟での公演は、4度目です。広場がないため病棟に1本だけある廊下での公演となりました。普段は医療器具置き場となっているワゴンにドラムと電子ピアノを置かせてもらい、細くて狭い廊下を行ったり来たりしながら、出来る限り一人一人のもとへ寄り添いながらパフォーマンスが行われました。

今回は、これまでの実績を認めてもらい、初めて小児がん病棟での公演も実現しました。
小児がんの治療中の子ども達は菌に弱いため、手を握ることはできません。しかし、どの階でも体調の良い子どもは廊下に出てきてくれ、ベッドから動けない子どもは、親御さんが病室の扉を開けてベッドの中から心魂のメンバーが奏でる歌を聞き入っていました。

動ける子供たちも、ほぼ全員が点滴をしています。そんな辛い治療をする病院の中でも、「楽しい!」「ワクワクする!」と感じてもらえたら。そして、子ども達の生きる力となれたら。
心魂プロジェクトの活動を応援しながら、いつもそう感じています。

【2】 11/17新竹分院  小児病棟、ロビーでの公演

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新竹の馬偕紀念醫院は台湾ツアー1年目から3回連続で訪問させていただいており、台北から新幹線で40分ほど行ったところにあります。
今年は病棟だけでなく、初めてロビーでもパフォーマンスさせていただきました。
ステージの背中側にはおICUなどの病棟があるため、出入りする人とぶつかることのないよう、細心の注意を払いながらのパフォーマンスとなりました。

台湾の入院事情は日本と違い、終日保護者が付き添わなければなりません。ご家族の不安はもちろんのこと、その不安な様子を日々子ども達も感じ取っていることと思います。
そんな不安を一時忘れ、家族で一緒に心から笑い過ごした時間が、これからの日常に少しでも明るさを持たせてくれますように。そんな想いを込めてパワフルなパフォーマンスが行われました。

台湾のこども達は、日本以上にシャイな子が多いのですが、病棟にいた女の子が病棟公演の後ロビー公演にも来てくれて、一緒に踊ったりという嬉しい出会いもありました。
キャラクターたちの登場に思わず声をだしてみたり、一緒にワクワクドキドキしたり、つらい日常をふと忘れ、本来の子どもらしい時間を過ごしてもらえたのではないかと思います。

【3】11/20台東分院 小児病棟、ロビー、老人ホームでの公演

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台北から飛行機に乗って台東へ。最終日は馬偕記念病院の台東分院でのパフォーマンスとなりました。
台東は原住民の方が多く、肌の色も中心となる言語も台北とは少し違います。音楽が好きな方も多いようでした。

小児病棟では、廊下のT字路になっている部分に椅子を集めていただいての公演です。少しだけ劇場のような空間になりました。
いつも過ごしている静かな病棟が突然にぎやかになり、言葉の分からない外人が歌ったり踊ったりしている様子にびっくりしている子ども達。
ロビーでのパフォーマンスは出来る限り集まってくれた一人一人の元へ行き、話しかけ、手を振り、ハイタッチをして交流をしました。病棟に比べると広い場所でのパフォーマンスでしたが一人一人との交流が出来たような、アットホームな公演となりました。

 

心魂プロジェクトの海外公演では、いつも思うことがあります。

『歌やダンスは、魔法のような力がある。』

国・言葉は関係なく、気づけば一緒に楽しんでいて距離が近づいていたり。
一方で、国による違った感じ方、楽しみ方など、常に新しい発見があったり。
普段の自分では考えられないような、気持ちの高まりや感情の移り変わりを感じたり。

この心魂プロジェクトのパフォーマンスの『魔法の力』を、たくさんの子どもたちにも感じてもらい、彼らのパワーにしてもらえたらと思っています。

 
“世界中の子供たちに少しでも多くの笑顔が生まれ、心が解放される時間が届きますように”
そう心から願い、これからも戸沢財団は心魂プロジェクトの活動を支援していきたいと思います。

2017年夏 心魂プロジェクトの活動(国内)への支援

戸沢財団は、2015年頃より、心魂プロジェクトの活動費用の一部について支援を続けています。
(心魂プロジェクトについては、https://www.cocorodama.com/をご覧ください。)

全国各地で、様々な病気と闘う子どもたちへ、ふと治療と向き合う時間を忘れ、
心から楽しいと思える時間を過ごして欲しいという想いで、
2017年夏は、下記の公演について、移動費等の活動費用を支援しました。

 
①7/17(月・祝) 茨城県つくば市「医療的ケアを必要とする子とその親の会」 無償公演

医療的ケア、というのは、主に気管切開をした重症心身障がいの子ども達のことです。
この日は会の立ち上げ第一回目の交流会となっており、この集まりをきっかけに、今後、退院後の子ども達のサポートを充実されていこうとする親たちの熱気にあふれていました。

気管切開をしていると、交通機関などの利用も制限されるとのこと。退院後ほとんど外に出た事のない子どもも多いため、おそるおそるイベントに参加したご家族も多い様子でした。目がほとんど見えない子もいたため、できる限り触れ合いを大切にした1時間のプログラム。癒されましたという声が沢山あがりました。

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病状による理由から、普通の知能を持ち合わせていても退院後に普通学校に通うことも家から出ることも難しいそうです。今回は、病院に居る時以上に親子共々孤独になりがちな子供たちに向けたイベントです。
受け入れられる学校側に知識のある人材が極端に少ないこともあり、医療的ケアを必要とする子は学校自体に通うこともままならず、友達を作るチャンスが少ないそうです。
そんな子供たちに公演を楽しんでもらうことはもちろん、本公演が「外に出かけられた!外出を楽しめた!」という成功体験となり、外に出かけるきっかけや前に進む勇気となることを心より願います。

 
②7/24(月) 東京都世田谷区「光明学園(旧・光明特別支援学校)」

光明学園は、肢体不自由児のための学校で、小1から高3までの生徒が在籍しています。
今回は光明学園に通う保護者の方々が運営するボランティア委員会さんが企画するイベントで、この日は主に小学生が集まり、学校の体育館で開催されました。

ステージが近く感じてもらえるよう会場は横に長くつかい、車いすに長時間のる事がつらい子どもには、一番前のマットに寝ながら観てもらうなど工夫し、子ども達、また親御さんにもリラックスして楽しんでいただきました。

芸術鑑賞のイベントは、普通学校なら毎年のように行われるものですが、普通学校とは違い、配慮が必要な特別支援学校ではその企画自体が難しい現状があるそうです。
重度の障がいをもち特別支援学校に通う子ども達にも、普通学校の生徒と同じように様々な芸術に触れる経験を届けたいという想いでの公演を行った心魂プロジェクト。
この想いに共感し、財団でも何かのお手伝いが出来たらとの思い今回支援させていただくこととなりました。

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③ 8/17 宮城県仙台市 ドナルト・マクドナルドハウス仙台
対象: 入院患児の家族のための滞在施設「ドナルト・マクドナルドハウス仙台」を利用しているご家族と外出が可能な入院患児

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今回2回目のデリバリーパフォーマンスとなるドナルド・マクドナルドハウスせんだい。
寄付とボランティアスタッフにより運営されている入院患者の家族のための施設です。

病院のすぐ隣にあるドナルド・マクドナルドハウスせんだいのご利用者は、入院されている患児の病状や生活費の不安、患児の病室には入れず留守番をするきょうだい児への想いなど、さまざまな心労を抱えて頑張っている方々だそうです。
そのようなご家族の存在を知り「日々淋しい思いをしているきょうだい児に喜んでもらえる機会を作りたい」という想いから2016年に初訪問が叶った本公演。
今年もまた一つでも多くの家族の思い出がうまれることを願います。

 
⑤8/18 岩手県一関市 難病のこども支援全国ネットワーク主催「みちのく七夕キャンプ」

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様々な病気を抱え、日々治療に励む子供たちとそのご家族が参加するこのキャンプイベントには、毎年伺っている心魂プロジェクト。このキャンプだけを、楽しみや目標として日々頑張ってとしていらっしゃるご家族が多いとのこと。
皆さん、一年に一度のこのキャンプに参加できるよう、何日も前から体調管理に相当神経を使って参加されています。そのため、皆で過ごす2泊3日の時間は当たり前の時間ではありません。

年に一度だけ「外食できる・外出できる・リラックスできる」機会となるこのキャンプ。子ども達とそのご家族が、ほんの一時でも心から「楽しい!」と思っていただける時間を過ごしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

 
⑥ 8/25~8/26兵庫県淡路市 難病のこども支援全国ネットワーク主催
「かんぽの宿 淡路島」 つながろうキャンプIN関西

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難病の子ども支援ネットワークが主催するキャンプは、全国様々なところで開催されていますが、今回初めて淡路島での開催となりました。
キャンプには、病児、ご両親、ご兄弟と様々な年齢層の方がいらっしゃいます。できるだけ幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけるよう、工夫を凝らしてセットリストを組みました。

歌に踊りに生演奏。子どもたちと寝ころびながらパフォーマンスをする場面もあり、新しい形でのパフォーマンスも生まれました。

2日目には、「ミュージックシャワーヨガ」。その後に「楽器体験会」もあり、ご家族そろって楽しんでいただけました。

 
⑦8/28 大阪府大阪市「淀川キリスト教病院 こどもホスピス病棟」
対象: 19歳以下のこどもホスピスを利用している子ども(通所を含む)

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心魂プロジェクトの活動が創立した年から訪問している、淀川キリスト教病院こどもホスピス病棟。少しずつ大きくなっている子ども達が、今年もまたやってきてくれました。
子どもホスピス病棟を利用する子ども達は、かなり重度の病気を持つ子ども達です。そのため、大きなチャペルに約20名と限られた人数での贅沢な空間となりました。
自由な外出が叶わない子どもたちですが、まるで遊園地に来たような「ワクワク・ドキドキ」が味わえることを願い、生演奏の中、歌と踊りのショーを目の前で存分に味わってもらいました。

このワクワクが、少しでも子ども達の生きる力になってくれることを切に願います。

 
⑧8/30 大阪府大阪市 森ノ宮病院 病棟内プレイコーナー
対象: 1~12歳までの肢体不自由児

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初めての訪問となる森之宮病院には、リハビリが必要な子供たちが親元を離れて生活しています。
セッティングが始まると、数名の男の子が興奮した様子で見学をしに来ました。また、この日は面会日でもあったため、開場するとご家族もどんどん入場されてきました。

脳の障害がある子ども達は、大きい音は苦手だったり、動くものを認知することが難しいそうで、日常では刺激の少ない中で過ごしているそうです。
そんな状況の中、いつも寂しい思いに負けず懸命にリハビリに励む子ども達。
今回のパフォーマンスを通して、「楽しい時間」と「様々な新しい感覚を体験できる機会」を届けたいと願う心魂プロジェクト。そんな想いに共感し、弊財団は今回の支援を決定することと致しました。

八ヶ岳自然教室2018(4月)With希望の家

2018年度の八ヶ岳自然教室がいよいよ始動!
1人でも多くの子どもに参加をしてもらいたく、ゴールデンウイーク前からの開催となりました。
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今年から、お昼は外でお弁当を食べることにしました。今回は天女山にて。
天女山をしっかり登山口から登ります。
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途中で、自然観察。松ぼっくりを拾ったり、巨岩に驚いたり。
祠に手をあわせて、安全祈願。
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小さな子どもも含め、ゆるりと25分。難なく山頂へ。
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今日のお弁当は、「ハンバーグ弁当」と「唐揚げとジャンボフランクのミックス弁当」。
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天の河原では、富士山がくっきり見えました。みんなトレジャーハンターになって、輝く鉱石探しも。
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八美里ファームに着いたら、布団のシーツを付けたり、お手伝いが始まります。
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寝床の準備ができたら、
「星つむぎの村」の高橋さんによる移動プラネタリウム『この季節の八ヶ岳の星空』が始まります。
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プラネタリウムを見終わったら、薪割り体験。みんな上手に割れるか挑戦です。
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準備ができたら、、さあ!子どもたちの大好きな焚火をしながら、バーベキュー!
今日は甲斐大泉産のニジマスと春野菜を。
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月が登り、木星も見えました。
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子どもたちがドンドン焼いてくれます。
とっても上手です。
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リアルプラネタリウムでは、こんな風に月が見え、木星の縞々や人工衛星も見えました。
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部活で遅くなった子ども2人が、パノラマの湯から合流できました!
車で送ってくれた職員の方は、とんぼ返り。
その前に少しだけ、八ヶ岳の満天の星空を一緒に楽しむことができました。
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朝食はいつも通り、青空レストラン。快晴の中で気持ちが良いです。
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今日のお掃除タイムは、床下に入ってごみ拾い。
タヌキやハクビシンがいろんな食材やごみを持ってきているので、ドキドキしながらの作業です。
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さあ、大掃除が終わり、準備ができたら、整列!
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みんな、大きくなった姿を見せに、また遊びに来てね。
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2日目は恒例の飯盛山ハイキング。
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「星つむぎの村」の跡部さんの自然教室も楽しみの一つ!
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中央アルプスから南アルプス、北アルプス、富士山、秩父、浅間山まで見える程の良い天気。
ここまで見えることは、めったにありません。
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山頂直下では、キャベツを炒めて。
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フランクフルトをローズマリーで炒めて。
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塩パンに挟んで、特製ホットドッグのできあがり!
ピクルスを挟んで、ケチャップとマスタードたっぷりかけたら、最高です!
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後ろに見えるのが、みんなで登った飯盛山。
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下山後は、JR東日本最高地点を見学して、レストラン最高地点でソフトクリームタイム!
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・やりとげること
・目標を達成すること
・自然を愛する心をもつこと。
・来たときよりもきれいにして帰ること。

みんな、全部達成できました!
また、来年も一緒に時間を過ごせることを楽しみに、解散。

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2/10(土)・11(日)チャリティーコンサート開催!ミャンマーの子どもたちに未来の扉を!

【あなたの力を貸してください】ミャンマーの子どもたちに、プロの歌と踊りをとどけよう!

この想いを形にすべく、戸沢財団とNPO法人心魂プロジェクトは、
2018年5月も「ミャンマーツアー 未来の扉 ~Song&Dance Show~」を行います。

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生まれてはじめての、プロの踊りと生歌 表現による交流
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難病のため長期入院をしているこども達は、学校にいくこともままならず、ましてはミュージカル等を観たことはありません。そんなこども達に生のパフォーマンスを届けようと日本全国をまわっているのは、元劇団四季のミュージカル俳優たちを中心とする「NPO法人心魂プロジェクト」。『生きる喜び』を『表現することを通して共有する』という理念をかかげる彼らを、戸沢財団は2015年頃からサポートしてます。

昨年は、心魂メンバーと共にミャンマーにおもむき、国立子ども病院、自閉症児やダウン症の子供たちのための施設、児童養護施設など6つの施設で歌とダンスを初めてとどけました。そこで出会えたのは、生まれて初めて見るプロのダンスと生歌の迫力に、瞬きもできないくらい夢中になる子供たち。自閉症児の施設では、ステージに上がってきてダンスする子が次々と出てきて、涙と笑いの素晴らしい時間となりました。子ども病院では、患児だけでなくその両親や兄弟児にも宝物のような時間をプレゼントできました。
ミャンマーには3つしかこども病院がなく、そのうちの2つを訪ねました。専門医も機材も不足している中で余りにも多くの病児を抱え、苦労をされてるそうです。医療器具も薬も乏しく、日本なら救われる多くの幼い命が失われてしまっている現実。それでも先生方は出来る限りの努力をされていらっしゃいます。
また、日本のように完全看護ではないので、子の入院期間中はずっと親が付き添わなければなりません。地方に住む患児の家族は、病院の中庭などにビニールシートを敷き、兄弟児も一緒に2~3週間、1~2か月等、長い間泊まり込みます。病気の子どもと、一緒に野宿を強いられている兄弟児の両方を心配しながら日々を過ごす親御さんの苦労ははかりしれません。そんな状況下の大人達が、歌やダンスに目を輝かせ、「こんな素晴らしい体験は自分ひとりではもったいないから、田舎に帰って村の人皆に観せてあげたい」と言って熱心に写真や動画をとる姿にも、胸が熱くなりました。

<患児の家族が野宿する病院中庭>
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<2017年ツアー公演の様子>
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※本ツアーは、2017年度・2018度ともに在ミャンマー日本国大使館からの後援をいただいています
2017年度報告の記事こちら
大使館Facebook掲載記事はこちら

このミャンマーツアーは、毎年継続的に、そして1か所でも多くの施設で公演することが求められます。

この春も、1人でも多くの子ども達が音楽の力で笑顔になれるよう、
あなたの力を貸してもらえませんか?
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ミャンマーチャリティーコンサートが開催されます!
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ミャンマーツアーの活動に少しでもご興味を持っていただけましたら、
チャリティーコンサートにいらっしゃいませんか?

2月に行われる心魂プロジェクト公演「やくそく」では、劇団四季や宝塚歌劇団出身のメンバーによる圧巻のパフォーマンスをお楽しみいただけるとともに、ミャンマーの子ども達へ未来の扉を届けることができます。

ぜひご予約くださいませ♪

↓お申込みはコチラ↓  受付は終了しました。
~心魂プロジェクト~ ミャンマーチャリティー公演申込
備考欄に「戸沢財団紹介」とご記入いただけますと、チケット代のうち2000円がそのまま5月のミャンマーツアーにあてられます。
日時: 2018年2月10日(土)12:30開演(12:00開場)
2018年2月11日(土)12:30開演(12:00開場)

全席自由 大人:4,500円 子ども(3歳~小学生まで)3,500円
場所: 横浜ラポール ラポールシアター(新横浜駅より徒歩10分)

内容: 吉楽劇「やくそく」 ~母の祈りは時を超えて~
台湾宣教師夫人として、母として苦悩と孤独の中我が子に生きる背中を見せ続けた女性の物語
★全てのお母さんへ、心からの感謝の気持ちをおくる作品です★

心魂の活動を始めて5年、私たちは病院や様々な施設で多くの家族の愛に出会って来ました。中でも我が子をただただ見守る母の姿、愛の姿に沢山出会いました。自分もそうやって育てて貰ったんだと毎回感じます。全てのお母さんへ心からの感謝を込めてこの作品を送ります。2015年全国・台湾で大好評を頂いた『ミュージックシャワー ~母編』舞台版にて再演!
脚本/演出 寺田真美

主催 NPO法人心魂プロジェクト
共催 社会福祉法人横浜市リハビリテーション事業団

※チケット料金の収益は、戸沢財団2018年ミャンマー事業のほか、心魂プロジェクトが行います難病の子ども達への活動にも使用させて頂きます

※車いすスペースもご用意しております。数に限りがあり、お席の有無を確認しますので必ずkurumaisu-yoyaku@cocorodama.comまでご連絡ください

戸沢財団と心魂プロジェクトとの活動紹介

ライオンの隠れ家への物資支援 2017年10月

発達障がいのご両親が、6人の子どもを抱えて、アパートで暮らしていました。ご両親は、その特性のために片付けができないだけでなく、定職にもつけないまま、生活は困窮していました。子どもたちは食べるものも満足に食べられず、着るものも汚れていました。

栄養失調と不衛生な環境のため、6人の子どもたちの皮膚はただれ、化膿し、お医者さんからもこのままでは命に関わると指摘がありました。
見かねたNPO法人が、この親子を引き離すことなくサポートするために彼らを引き取り、生活指導を行う居場所をつくり、一緒にこの問題の解決すべく家族ごと引き取ったとのこと。

本来なら、児童相談所が子ども達を保護すべき事例だと思うのですが、ご両親が子どもと離れたくないとこれを拒否し、それ以上、行政からの保護を受けることはなかったのです。

こういった状況を知り、弊財団では、保護したNPO法人を通じて着の身着のまま保護された子ども達への生活用品や学校用品を送りました。少しでも傷ついた子どもの力になりたいと願い、彼らに明るい未来の道が開かれるよう祈りを込めて。

まずは衣類関連。成長にあった衣服をそろえるのは兄弟姉妹が2~3人いるご家庭でも労力を要するもの。ましては6名分、年齢も性別もちがう全員のサイズにあう物を保護した先の方が日々のお世話をしながら準備するのは難しかったと思います。
毎日着るパジャマ。下着上下の洗い替え。これから寒くなる時期でしたので、ベーシックなカーディガンもおくりました。
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雨具一式、ランドセル、上履き入れ、幼稚園スモック
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学校で使うピアニカや彫刻刀、リコーダー、教科書、習字セット、色鉛筆などの文具
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後日、子ども達から可愛らしいお礼の手紙と動画がとどきました。
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どんなに劣悪な状況での生活であっても、子どもは親のことが大好きです。
できることなら、親と暮らした方がいいに決まっていますが、子ども達の安全と未来を守るためには必要な緊急保護でした。

この日本で、私たちの暮らすすぐ隣に、そういう子どもたちがいること。
格差社会と言われていますが、一般的にはなかなか実感できないとことだと思います。

子ども達がどのような環境にいても適切な教育を受けて、将来自立できることを心から願ってやみません。
虐待のない世の中に近づくために弊財団でできること。子ども達の未来のために、今後も続けていきたいと思っています。

『ファシリティドッグ・ベイリーの後任犬アニーの準備と導入』への支援

2010年に日本初のファシリティドッグとして、活動をしてきたベイリー。高齢化による衰えが見られることから、10歳の誕生日を目安に引退を計画することになりました。

日本では、まだまだあまり広くは知られていない『ファシリティドッグ』ですが、ベイリーが活動している神奈川県立こども医療センターでは、今やファシリティドッグは欠かせない存在になっており、ベイリーの後任犬が必要となりました。

そこで、戸沢財団は、後任犬アニーの準備と導入にかかる費用を支援いたしました。

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ファシリティドッグとは、医療スタッフとして病院に常勤する犬のこと。
治療に積極的に介入するという点が大きな特徴となります。

病院は、無機質で緊張感に満ちていて、子どもはもちろん、大人でも力の入る場所。
犬にとっても緊張する場所です。
そのため、こうした場所でも一切緊張せず、いつでも普段通り穏やかでいられる気質を持つ犬だけがファシリティドッグになることができます。

ファシリティドッグとして認められるまでには専門的なトレーニングを受け、実際の活動では、医療従事者かつ専門的な訓練を受けたハンドラー(人間)と共に行動することとなります。

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神奈川県立こども医療センターでは、検査や採血を怖がる子どもに付き添ったり、場合によっては集中治療室や手術室にも入り、寄り添うことで安心感を与えます。

子どもの不安な気持ちや恐怖感を一瞬にして感じ取り、人間にはない不思議なパワーで子どもたちの心を包み込み、驚くほど子どもたちの表情は和らぐのです。

『ベイリーが一緒に行ってくれるから手術も大丈夫。』
『ベイリーが一緒なら痛い検査も頑張る!』
現在、活動するベイリーは子どもたちにとってかけがえのない存在となっています。

後任犬であるアニーも優れた気質を持っており、専門的なトレーニングを受け、無事に就任式を終えました。
今後は、ベイリー同様、入院する子どもたちとそのご家族の心を癒してくれることと思います。

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戸沢財団が今回の費用を支援したことにより、
より一層、ファシリティドッグの存在が広く知られること、そして何よりも、治療に励むたくさんの子どもたちが明るく前向きに頑張ろうという気持ちになってくれたら・・・と、心より願っています。

八ヶ岳自然教室2017(9月・10月)

戸沢財団主催の八ヶ岳自然教室。

2017年の開催は、下記3回で終了となりました。
【1】9/9(土)-10(日)  With 希望の家
【2】9/23(土)-24(日) With あいむ
【3】10/7(土)-8(日)  With 希望の家

【1】9/9(土)-10(日)  With 希望の家
お天気に恵まれた2日間となりましたが、今までトラブルとは無縁だった八ヶ岳自然教室で、
初のトラブルが起きた思い出深い2日間ともなりました。

今回は学校行事と重なり、子どもたちの到着が夕方となりました。
子どもたちが『八ヶ岳の満天の星空』の切り紙を持ってきてくれました。
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指導員の方々も、『しおり』を作ってくれていて、とても温かい気持ちになりました。
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自然教室では、お布団敷きに、ご飯作りに、薪割り、何でもみんなで一緒に行います。
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合間に、星つむぎの村の高橋さんによる、移動プラネタリウム『今夜見える八ヶ岳の星空鑑賞』。
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夜ご飯は、炭で焼いたお野菜たっぷり、『彩夏野菜とキーマカレー』を食べました。
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ここでトラブル発生!
リアルプラネタリウムと温泉に出かける際、養護施設の車が動かなくなってしまいました。
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スタッフ皆さまのご協力のおかげで、なんとか解決。
星つむぎの村と戸沢財団の車で子どもたちは無事に温泉へ。

次の日、朝ごはんの支度も、もちろんみんなで。恒例のパイの家エム・ワンの「アップルパイ」。
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朝食後は、いつも通り山荘のお掃除をして、登山へ出発です。
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みんな元気に登山開始!
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いつも通り、星つむぎの村の跡部さんの楽しいお話しを聞きながらの山歩きです。
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尾根伝いに出れば、景色もよくて、みんなの「ヤッホー」がこだまします。
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恒例となった平沢山から飯盛山へのランニングタイムトライアル。
子どもたちも指導員の方たちも、みんな走る走る!
気持ち良いくらいへとへとになるまで本気でタイムを競いました。
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みんなで、飯盛山登頂。
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さて、お昼ごはんは、特製ハンバーガー!
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たくさんの思い出と共に。また元気な笑顔で会うことを約束して解散となりました。
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【2】9/23(土)-24(日) With あいむ
今回も、基本的には2日間共にお天気に恵まれました。

恒例の場所で、子どもたちとの待ち合わせ。
ピザ好きな子、パスタ好きな子、いずれにしても「Copain」のメニューは子どもたちに大人気。
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「八ヶ岳で秋に見える星を調べてきたよ」と、『秋の星座』を教えてくれました。
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美味しいランチが終わったら、いよいよ八ヶ岳自然教室のスタートです。
秘密の森で、栗拾い。みんな上手にイガから栗を取りだします。
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カナブンの幼虫やサワガニ。
普段は、「絶対に虫なんて触れない!」という子が、平気で虫を捕まえて、見せに来てくれます。
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川に入ったら、ますます生き物探しに夢中です。
生き物を捕まえても、家で飼えないものは、最終的には逃がしてあげるということも学習します。
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日が傾くまで里山散策をしました。来た時よりも、ずっとずっとのびのびしています。
森の出口で、小さなヘビに出会いました。初めての触り心地に一喜一憂していました。
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八美里ファーム到着後、
星つむぎの村の高橋さんの移動プラネタリウム『今夜見える八ヶ岳の星空鑑賞』の始まりです。

その間に、男性スタッフは薪割り、女性スタッフは夕飯の仕込みと慌ただしく準備を進めます。
移動プラネタリウムが終わったら、子どもたちも準備に加わります。
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夜ご飯は、
ニジマスのホイル焼き
自分たちで収穫した栗が入った、栗ご飯
わかめと油揚げと大根のお味噌汁
外のBBQでホイル焼きした、トウモロコシも甘くて最高の味でした。
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夕飯後の楽しみだった『八ヶ岳のリアルプラネタリウム』は、雲が出たため、残念ながら中止。
代わりに、曇天の下、星の話を星つむぎの村の高橋さんと跡部さんがしてくれました。

その後は、恒例の『甲斐大泉温泉 パノラマの湯』へ行きました。

八美里ファームへ戻ったら、子どもたちは寝る準備。
たくさん遊んで疲れたのか、お布団に入ったらすぐに寝てしまいました。
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次の日の朝、みんなでテラスのお掃除をして、朝食は「青空レストラン」です。
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今回も恒例の『パイの家M−1のアップルパイ』。それと、北杜市大泉町産のぶどうがつきました。
朝のりんごジュースに、八美里ファームの梢が写っていて、とてもきれいです。
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朝食が終わったら、みんなで掃除タイム!来た時よりきれいにがモットー!
山登りの準備ができたら出発です!
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北横岳ロープウェイ山麓駅。ロープウェイに乗るのが初めての子どもたちもいてワクワク。
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山頂駅を降りると坪庭です。
横岳神社で登山の安全をお祈りして、いざ出発!
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坪庭と北横岳の分岐を過ぎると、一気に登山道らしくなります。
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北横岳ヒュッテでひと休み。あと少し!
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北横岳南峰山頂。2,472m登頂!北横岳北峰山頂。2.480m登頂!
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お昼ごはんは、ホットドッグ。一生懸命歩いた後のご飯は最高です。
みんなあっという間にたいらげました。
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帰りのロープウェイからの綺麗な景色を眺め、
山麓駅に降りた後は、がんばったごほうびの「コケモモ」のソフトクリームを食べました。
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この2日間で、元気をチャージしてもらえたようで、みんな元気に帰って行きました。
来年もまた、楽しい時間を一緒に過ごすことを約束して。

【3】10/7(土)-8(日)  With 希望の家
いよいよ2017年度最後の八ヶ岳自然教室。
天気予報通り、初日の夜空は見られず残念でしたが、基本的に天気の心配はない2日間でした。

今回の集合場所は、甲斐大泉駅の近く、ハンバーグが美味しい「Derra」。
カレーは大人でも汗だくになる程の辛さでした。
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もう栗のシーズンも終わりのようで、栗拾いは、かなり探すのが大変でした。
虫がダメな子がたくさんいたはずが、トカゲやカナヘビに夢中になって楽しんでいました。
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大きなサワガニやカエルも捕まえました。
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八ヶ岳は秋真っ盛り。コスモスが咲き乱れ、クルミも見つけました。
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少しだけ探検気分になれる沢登り。たくさん遊んで、八美里ファームに向かいました。
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指導員の方がパンフレット、子どもたちがハロウィンの置物を紙粘土で作ってくれていました。
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荷物整理に、布団敷き、準備が終わった人から、夜ご飯の準備のお手伝いです。
お楽しみのBBQも始まりです。珍しいお客さん(ナナフシ)も参加してくれました。
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焼きとうもろこし、焼きアスパラ、焼きナスをアルミホイルで包み焼きに。
地産地消のものは絶品。
その他、自分たちで拾った栗で作ったご飯やお味噌汁も頂きました。
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その後は、いつもどおり『甲斐大泉温泉 パノラマの湯』へ。
ここの入り口は、遠方から汲みに来るぐらい美味しいお水が飲めます。
子どもたちもごくごく飲んでいました。

八ヶ岳自然教室が始まって以来初めて、お風呂から帰ってきた後、
週明けの中間試験に備えて勉強をする子がいました。
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翌日は、気持ちのいいお天気です。
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子どもたちに愛国心を持ってもらいたいと、日の丸を掲げることにしました。

1番小さな子どもの「なんで日本は日の丸なの?」という問いに、
1番大きな子どもの「”がんばろう”っていう気持ちになれるからだよ。」という秀逸な答え。
子どもの素直で素敵なやりとりに温かくなりました。
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青空レストランのメニューは、いつも通り、サラダとゆで卵に、パイの家M−1のアップルパイ。
前述の【2】へ参加してくれた『養護施設あいむ』の施設長から差し入れのプリンも頂きました。
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お掃除タイム!BBQの鉄板も使ったらしっかり油を擦り込んでおきます。
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八美里ファームでの八ヶ岳自然教室はここまで。山登りに行きます!
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坪庭から右手に見える縞枯山、時間が許せば茶臼山を目指します。
スタートして、しばらく平坦な道を行くと縞枯山荘が見え、すぐに雨池峠に着きます。
まだなのかと、みんなに不安が見え始めた頃、山頂に着きました。縞枯山2,403m登頂!
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縞枯山の展望台への分岐でお昼ごはんにします。
メニューは、昨夜仕込んだ、鶏の照り焼きを乗せた『照り焼きバーガー』。
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お腹がいっぱいになったら、茶臼山を目指して出発!

100年周期で木が枯れて、縞枯模様をつくっていく、縞枯現象。
そして、ガスに包まれた何とも雰囲気のある風景。
素敵な景色にたくさん触れることができました。
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全員、茶臼山2,384m、登頂!
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茶臼山から五辻(ロープウェイ方面)へと向かう道は、
北八ヶ岳のメインルートの中では人が少ないため、神秘的な風景をたくさん見ることができます。
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ロープウェイの山頂駅を前に、きれいな夕刻の時に包まれました。
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2日間の思い出をたくさん心に詰め込んで、素敵な笑顔で帰って行きました。
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2017年の戸沢財団主催『八ヶ岳自然教室』はこれで終わりとなりました。

今年もたくさんの子どもたちを招待し、普段できないことをできる限り多く経験してもらい、
子どもたちの持つ素直さや柔軟さで様々なことを吸収してもらえたのではないかと思います。

この経験が、普段の生活への希望になったり、何かやりたいことの発見など、
子どもたちの未来が明るいものとなるよう、少しでもお手伝いができればと考えています。

そして、私たち大人も、子どもたちが無邪気に自然を楽しむ姿、何事にも真剣に挑む姿、
どれを取っても、教えられることがたくさんあります。
何よりも、子どもたちの笑顔は宝物で、本当に不思議なくらいパワーをもらうことができます。

来年以降も、たくさんの子どもたちとの出会い、再会を楽しみに、
いろんな体験をしてもらえるよう、開催を続けていきたいと思います。

カンボジア視察 2017年8月

2017年8月、養護施設支援の一環として理事2名がカンボジアを訪問、子ども達のための施設4つをまわりました。日程の関係で機中2泊の4泊6日というハードスケジュールでしたが、たくさんの子どもたちの笑顔に出会えました。

日程:2017年8月11日~14日
地域:シェムリアップ、プノンペン(カンボジア)

訪問施設:
  • L’ORPHELINAT DE CAMBODGE ENFANCE DEVELOPPEMENT
  • Sacrifice Families and Orphans Developmet Association (SFODA)
  • Cambodian Students and Children fund organization

どんな環境でも、たくさん学んでたくさん遊んでほしい!そんな思いで各訪問先では子どもたち一人ひとりに、ペンケース、鉛筆、鉛筆削り、消しゴム、石鹸をプレゼントしました。また、日本のお菓子として「最中」も差し入れ。サッカーボールを数個ずつプレゼントしました。
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①ソク(SOK)孤児院
初日、2日目とシェムリアップで観光ガイドをしてくれたソク(SOK)さんは、0歳3ヶ月で父を亡くし、10歳で母を亡くし、お寺で育ったことから、なんらかの事情があって親元から捨てられた孤児達を守れる施設をつくりたかったという夢を有言実行されています。シェムリアップでは、そんな彼が運営するソク孤児院を訪れました。

一番の特徴は、スクール事業。ソクさんご自身の体験から、教育だけが、子どもたちが貧困から抜け出せる唯一の道だと信じ、力を入れていらっしゃいます。生活スペースとは別に教室となる部屋がありました。
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教壇にたつのは、ボランティアのみなさん。地元の協力者もいますが、ボランティアツアーでここを訪れる世界各国の方々にも、その時々で色んなカリキュラムをお願いしているそうです。

1階が男子寮、2階が女子寮。37名の子ども達が暮らしています。そのため外にはたくさんの洗濯物!男女関係なく、こんな風に干してあるのがカンボジアでは一般的です。貧しいながらどこもきれいに保っていました。
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ここは孤児院というより、みんなが大家族として生活していくお家みたいなもの。環境は他の施設よりも、「本気で取り組んでいる」生活・家族的教育に、たまらなく愛情を感じます。(写真内ピンクの洋服の赤ちゃんはソクさんのお子様)
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この施設、今はSOKさんの観光ガイドの収入がメインになっています。ヨーロッパ企業からの寄付である程度軌道に乗っていた運営も、ヨーロッパ企業の不況とともに途絶えてしまったそうです。僅かばかりの観光ガイドの収入は、今いる37名の子どもたちの生活費で、ほとんど消えてしまいます。

この施設はシェムリアップの市街地から近く、便利なところにあるのですが、いろいろな支払いが滞りがちのため、地主さんからは立ち退きを勧告され、引越しの資金の目処は立たず、ソクさんは八方塞がりだと手をこまねいていました。それでも、自身で何かを切り開かなくてはいけないのが、責任を追った者の辛いところ。日本であれば、クラウドファンディングやグッズ販売による募金活動、一般的な募金をつのったりすることも可能ですが、ここではまだまだどうにもならない様子。それでもどうにもならないでは済まされないというのも現実です。

子どもたちの笑顔を守りたい。。!!
きっと、よいアイディアが浮かぶので、一緒に考えましょうと、約束して別れました。

 

②L’ORPHELINAT DE CAMBODGE ENFANCE DEVELOPPEMENT

視察の2日目はプノンペン。最初に訪問したのは、フランスのNGOが支援していて、きれいに整備されている孤児院でした。英語で質問したら、フランス語で答えが返ってきます。

子ども達の部屋を見させていただきました。ベッドのスペース以外、遊ぶスペースがないのが気になりましたが、きちっと整理整頓されており清潔感がありました。調理場もしっかり整理整頓されており、近くにランチスペースがありました。
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プレゼントを受け取って大喜びの子ども達!我々の訪問のお礼に民族舞踊も披露してくれました。子ども達は常に元気いっぱいで、こちらがパワーを貰いました。
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③Sacrifice Families and Orphans Developmet Association (SFODA)

プノンペンで2つ目に訪れたのは、HIVに感染した子どもや、障がいのある子どもも受け入れてくれる数少ない施設です。カンボジア人の主宰で、マルタのNGOやレオパレスなど日本の企業が支援していますが、いろいろな物が不足しているとのこと。

きれいに片付いている子ども達の部屋。調理場もとてもきれいでした。
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将来の夢は?と聞くと、デザイナーになりたいという女の子、マーケッターになりたいという女の子がいました。彼女たちが自立して、夢を叶えてくれることを、願ってやみません。
プレゼントは一人ひとりを抱きしめながら渡しています。言葉は通じなくても人の温かさは必ず伝わります。
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フリータイムになると子どもたちはすぐに遊びはじめます。そこにサクッと混じると、素晴らしい笑顔で喜んで遊んでくれます。子どもたちとの遊びも世界共通、うれしいことです。どこへ行っても、笑顔だって世界共通!笑顔があれば、いつでもどこでも、みんなハッピーになれますね。
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④Cambodian Students and Children fund organization

こちらはプノンペンでも有名なキリングフィールドの近くにあります。他の3施設とは違って国が運営しているそうで孤児院の中に、小学校もあります。
とは言っても、日本の児童養護施設のように、金銭的な支援があるわけではありません。週のうち3日分の食事は、チェコスロバキアのNGOが提供してくれていますが、もちろんそれだけでは、足りません。食事だけでなく、文房具、石鹸など何もかも不足しているようでした。右が男子寮。左が女子寮。こういう分け方もはっきりしていて好感がもてます。
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プレゼントを受け取るために、みんなきれいに並んでくれました。最後の訪問施設ということで、少し余った「最中」のプレゼントをかけて、じゃんけん大会も開催! 子ども達は終始おおはしゃぎでした。
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今回のカンボジア視察を無駄にしないように、これからの戸沢財団としての活動をしっかり練りこんでいきたいと思います。そして、世界中の子どもたちが笑顔で、自らの未来の扉を開けられる社会が来ることを切に願います。
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